重点校は、日比谷、西、都立国立、八王子東、戸山、青山、立川の7校です。都立からの東大合格者数の8割をこの種別が占めています。昨年に引き続き重点校のすべてが東大合格者を出しています。
また、学校別では好不調はありますが、合計数は前年と同じです。
校名 | 2013 | 2014 | |
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重点校 | (110) | (110) | |
日比谷 | 29 | 37 | |
西 | 34 | 31 | |
都立国立 | 22 | 24 | |
八王子東 | 9 | 7 | |
戸山 | 10 | 6 | |
青山 | 1 | 3 | |
立川 | 5 | 2 |
今年は、日比谷と西が同時に30名合格を達成しました。都立復活といいながら、この水準で停滞しているような気がしますが、都立から30名合格校が2校でたのは、実は、1987年の西・戸山以来、27年ぶりです。しかも日比谷・西の組み合わせだと、1972年の学校群初期までさかのぼります。実に42年ぶりです。都立国立が2年連続20名合格を達成したのも、学校群後期1985年までさかのぼります。地味ですが、グループ合同選抜制度の初期の水準に近づいています。
また、戸山と青山、都立国立と立川は、学校群時代から密接な関係にあり、片方が好調になると一方が停滞するという関係にあります。