東大合格速報2012を読む - 首都圏内の公立高校分析

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※この記事は3月12日発売のサンデー毎日の情報に基づいて書いています。

 今回は首都圏一都四県に限定した分析をします。

2011 2012 前年比
公立 275 274 99.6%
私立 1063 1017 95.7%
国立 200 76 38.0%

 国立が明らかに少ないのは筑波駒場が判明していないからです。他にお茶の水女子大附属も関係あります。しかし、前年比を上回るために積み上げる数は124と両校をあわせてぎりぎり到達できるかどうかです。公立は前年に対して、現時点で1名不足しているだけです。未判明分や後期合格を配分すると、あと10人から20人は増えるでしょう。
 私立は、未判明校の代表例として武蔵と女子学院とフェリスがあります。未判明分を考慮すると現時点で上回っている可能性は高いですし、後期合格が出ると更に30人以上は上澄みできるはずです。しかし、今年の結果からは私立が公立を圧倒したとも思えません。まだまだ均衡状態は続くでしょう。