東大合格発表2020 - 都道府県別東大合格者数 - 暫定3

※この記事の作成日は3月21日です。

 3月18日に筑波駒場の学校HPで2020年の大学合格実績が公開されて、これで主要校が判明して、週刊誌、インターエデュ、学校HPをあわせると、2020年の東大合格者数3083人に対して、判明数が3019人、判明率が97.9%になり、確定値に近づいてきました。

都道府県 公立 私立 国立 合計 (前年)
1 東京都 153 747 164 1064 (1121)
2 神奈川県 74 205 279 (318)
3 兵庫県 23 143 3 169 (166)
4 千葉県 47 102 149 (147)
5 愛知県 82 52 134 (152)
6 埼玉県 65 43 108 (114)
7 奈良県 6 94 100 (72)
8 福岡県 38 36 74 (75)
9 茨城県 47 9 56 (58)
9 大阪府 23 28 5 56 (53)
9 鹿児島県 15 41 56 (43)
12 北海道 29 25 54 (42)
13 広島県 12 20 16 48 (63)
14 富山県 44 1 45 (35)
15 岡山県 37 6 43 (45)
16 静岡県 39 1 40 (46)
16 京都府 13 25 2 40 (43)
全国 1120 1682 217 3019 (3062)
(前年) (1065) (1751) (246) (3062)

 東京都と神奈川県はそれぞれ不動の1位、2位ですが、全国の未判明数が64人になったことを考えると、前年超えは難しいでしょう。同じく私立の合格者数も前年の1751人から1682人に減少して、こちらは前年超えはなくなりました。3位の兵庫県は安定しています。ここ数年、4位争いをしていた千葉県と愛知県は、今年の様子から今後は千葉県が4位を維持するような気がします。ここしばらく不動の6位であった埼玉県に奈良県が肉薄してきました。
 今年は、首都圏の比率が減っています。早慶合格数の減少による早慶の難化がそろそろ東大志望状況に影響してきたのではないかという仮説を持ちました。以前は東大チャレンジ層は東大不合格でも早慶に合格できていたのが、最近は、早慶に合格できる状況でなくなりました。となると、東大不合格、MARCH進学という状況が増えてきます。であれば、東大チャレンジから一工に志望替えをする受験生も増えます。では、なぜこれが首都圏限定なのかというと、もともと地方は東大志望者に占める東大チャレンジ層の割合が低いからです。地方では東大にチャンレンジして不合格で首都圏の私立に進学して、学費と住居費を払うより、地元旧帝大に志望替えするのが普通です。東大チャンレンジ層が薄くなるとともに、相対的に首都圏の東大志望者が減ってきた思われます。
 近日、早慶合格発表2020の特集を始めるので、この仮説の検証も行ってみたいと思います。