都県・区分 |
2007 |
割合 |
2011 |
割合 |
増減 |
茨城・公立 |
183 |
3.09% |
154 |
2.64% |
-0.45% |
茨城・私立 |
103 |
1.74% |
87 |
1.49% |
-0.25% |
区分 |
増減 |
茨公 |
茨私 |
千公 |
千私 |
埼公 |
埼私 |
東公 |
東私 |
神公 |
神私 |
茨公 |
-0.45% |
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-0.45% |
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茨私 |
-0.25% |
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-0.25% |
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茨城県を首都圏の閉鎖通学圏に含めるかどうかは微妙なところですが、江戸川取手を始め、常磐線沿線の私学を無視することはできません。茨城県はこの4年間で占有率を減らし、10区分中、私立が8位、公立が9位となっています。
まず、公立が大幅に減っているのは、茨城県にも本格的な中学受験ブームが始まったことが理由です。私立も同様に減らしているのは、従来はつくば研究学園都市で閉じた通学圏を形成していたのが、つくばEXの開通により首都圏と直結したのが理由です。都内私学に向かう生徒も多いのですが、「茨城県→都内、都内→千葉県」の経路を相殺すると、千葉県に0.25%の流出となっています。
埼玉県、千葉県、神奈川県の私学は長い間都内私学との競争にさらされてきて、地元の生徒には都内私学を上回る魅力を提供できるまで体力を強化しましたが、茨城県私学は、まだ都内私学と本格的な競合の経験がなく、守勢に回っている状態です。