※この記事は9月12日に書いています。
例年は、大学合格発表直後に行う閉鎖通学圏分析ですが、今年は地方行脚の東大相当率を優先したため9月になりました。ただ、遅らせた分だけ東大合格数の判明率も高くなっており、例年よりも正確な数値になっています。
閉鎖通学圏分析とは、首都圏を大きなひとつの閉鎖した通学圏とみなし、各地区・各種別ごとに東大合格者数の割合を出すものです。
都県・区分 | 2014 | 割合 | 2015 | 割合 | 増減 |
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茨城・公立 | 45 | 2.67% | 44 | 2.49% | ▼0.17% |
茨城・私立 | 20 | 1.19% | 23 | 1.30% | △0.12% |
千葉・公立 | 39 | 2.31% | 48 | 2.72% | △0.41% |
千葉・私立 | 74 | 4.39% | 82 | 4.65% | △0.26% |
埼玉・公立 | 68 | 4.03% | 62 | 3.51% | ▼0.52% |
埼玉・私立 | 36 | 2.14% | 38 | 2.15% | △0.02% |
東京・公立 | 138 | 8.19% | 138 | 7.82% | ▼0.36% |
東京・私立 | 959 | 56.88% | 1038 | 58.84% | △1.96% |
神奈川・公立 | 58 | 3.44% | 58 | 3.29% | ▼0.15% |
神奈川・私立 | 249 | 14.77% | 233 | 13.21% | ▼1.56% |
合計 | 1690 | 1764 |
閉鎖通学圏分析では2011年頃までは東京都国私立は60%以上の占有率があったのですが、その後毎年減り続け、2014年には56.88%まで減りました。2015年になって久しぶりに反転増加しました。神奈川県は去年の反動で現象、公立勢は千葉県を除き減少、それらの例外を除くと、首都圏私立勢は概ね増加、公立勢は概ね減少となっています。
区分 | 増減 | 茨公 | 茨私 | 千公 | 千私 | 埼公 | 埼私 | 東公 | 東私 | 神公 | 神私 |
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茨公 | ▼0.17 | \ | -0.17 | ||||||||
茨私 | △0.12 | 0.17 | \ | -0.05 | |||||||
千公 | △0.41 | \ | 0.41 | ||||||||
千私 | △0.26 | 0.05 | -0.41 | \ | 0.62 | ||||||
埼公 | ▼0.52 | \ | -0.52 | ||||||||
埼私 | △0.02 | 0.52 | \ | -0.50 | |||||||
東公 | ▼0.36 | \ | -0.36 | ||||||||
東私 | △1.96 | -0.62 | 0.50 | 0.36 | \ | 1.71 | |||||
神公 | ▼0.15 | \ | -0.15 | ||||||||
神私 | ▼1.16 | -1.71 | 0.15 | \ |
地区別・種別流入出では、隣接区域同士で複雑な入出力パターンを示しています。
今年は、以下のように地区・種別を分類して詳細を解説していきます。