東大相当率2015 - 31位〜40位

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※この記事は4月25日に書いています。5月9日に更新しました。

 今回は31位から40位の進学校を紹介します。

  • 左から、順位、校名、都道府県の略称、卒数(下二桁を[x]でマスク)、東大率、京大率、阪大率、名大率、東北率、九大率、北大率、早慶調整率、医学科調整率、東大相当率、昨年順位
  • △印は国立、○印は私立男子校、●印は私立女子校、◎印は私立共学校、無印は公立校

校名 TH SK 東相率 昨位
31 堀川・市立 2xx 3.2 20.8 8.4 0.8 0.4 0.8 2.4 0.4 17.56 28▼
32 ◎愛光 2xx 7.2 4.5 3.1 2.7 0.9 2.7 1.8 5.4 17.40 35△
33 札幌南 3xx 3.5 0.9 1.3 5.0 36.2 6.0 16.50 25▼
34 富山中部 2xx 9.9 1.1 3.6 2.2 6.2 0.4 2.9 0.4 14.25 60△
35 ○早稲田 3xx 9.1 2.6 0.6 1.3 0.3 1.0 2.3 0.6 14.05 69△
36 ○六甲 1xx 3.9 10.1 10.1 0.6 1.1 1.7 3.4 0.6 13.97 30▼
37 修猷館 3xx 5.3 3.8 1.3 0.3 0.5 27.3 1.0 1.5 13.92 47△
38 ●女子学院 2xx 12.5 1.7 0.4 1.2 0.3 13.92 38
39 天王寺 3xx 0.6 14.8 14.8 0.3 0.6 1.7 0.3 13.62 43△
40 △金沢大附 1xx 8.7 4.0 1.6 1.6 0.8 1.6 1.6 13.61 31▼


 この範囲も東西から独特の地位を占める進学校が登場してきます。31位は市立の堀川です。市立高校では最上位です。京大率20%で公立高校では最高です。32位は四国の愛光です。どの旧帝大に対しても10%以上の率は出していませんが、バランスよく得点しています。また旧帝医率5%はこの範囲では医学部指向の強い進学校です。
 33位は公立高校の札幌南です。何といっても、北大率36%は圧巻の存在感を示しています。また、北大医の合格数も多く、旧帝医率6%で、公立高校では最上位です。34位の富山中部は東大率は10%弱です。今年好調で、昨年の60位から大きく順位を上げてきました。
 そして35位も独特の性格を持つ進学校がきました。早稲田中高は昨年の70位から大躍進です。早大への内部進学枠が卒数の50%ありますが、外部進学を選ぶ生徒も多く東大率も9%あります。また、早大への合格数が内部も外部も多く、早慶調整率(SK)がプラスになる最上位校です。
 36位の六甲は兵庫県4番手の私立校です。京大率と阪大率がそれぞれ10%です。37位の修猷館は札幌南と似た性格です。東大率も5%と地方公立高校としては高めですが、九大率27%で、九大での存在感が強い進学校です。
 38位の女子学院は桜蔭についで女子校二番手です。東大率12%になっています。また、上位行で初めて旧帝医の合格者がいない進学校です。(その代わり医科歯科大の合格者は多い。)また、早慶調整率もプラスになり、首都圏内で地元指向が強い進学校です。
 39位の天王寺大阪府では北野についで二番手の公立高校です。ここも京大率15%、阪大率15%で地元旧帝大で存在感が強い進学校です。40位の金沢大附属は少数精鋭で毎年上位に登場する国立大附属校です。北陸地方の高校では最上位に位置することの多い進学校です。