※この記事は4月25日に書いています。5月9日に更新しました。
今回は41位から50位の進学校を紹介します。
- 左から、順位、校名、都道府県の略称、卒数(下二桁を[x]でマスク)、東大率、京大率、阪大率、名大率、東北率、九大率、北大率、早慶調整率、医学科調整率、東大相当率、昨年順位
- △印は国立、○印は私立男子校、●印は私立女子校、◎印は私立共学校、無印は公立校
位 | 校名 | 卒 | 東 | 京 | 阪 | 名 | TH | 九 | 北 | SK | 医 | 東相率 | 昨位 | |||
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41 | 日比谷 | 東 | 3xx | 11.7 | 1.3 | 1.0 | 1.9 | 0.3 | 3.2 | 13.59 | 39▼ | |||||
42 | ◎清風南海 | 阪 | 3xx | 1.3 | 12.2 | 7.3 | 1.0 | 0.5 | 1.3 | 2.6 | 13.01 | 37▼ | ||||
43 | 一宮 | 愛 | 3xx | 2.8 | 6.9 | 1.1 | 22.8 | 0.3 | 0.3 | 1.1 | 0.3 | 12.85 | 36▼ | |||
44 | 西 | 東 | 3xx | 6.7 | 4.9 | 1.8 | 0.3 | 1.8 | 0.3 | 2.4 | 1.8 | 0.3 | 12.74 | 48△ | ||
45 | 千葉・県立 | 千 | 3xx | 7.2 | 2.5 | 2.2 | 5.0 | 0.6 | 2.8 | 1.0 | 0.6 | 12.27 | 63△ | |||
46 | 浦和・県立 | 埼 | 3xx | 7.5 | 2.5 | 0.8 | 0.8 | 7.0 | 0.6 | 3.6 | 0.8 | 12.10 | 42▼ | |||
47 | △広大福山 | 広 | 2xx | 1.5 | 7.9 | 13.4 | 0.5 | 5.0 | 1.2 | 12.06 | 33▼ | |||||
48 | ◎滝 | 愛 | 3xx | 2.3 | 4.9 | 2.0 | 12.5 | 0.6 | 0.6 | 2.6 | 2.9 | 12.06 | 87△ | |||
49 | 刈谷 | 愛 | 3xx | 2.3 | 5.4 | 3.7 | 20.3 | 0.6 | 0.3 | 2.5 | 0.3 | 12.06 | 56△ | |||
50 | △大教池田 | 阪 | 1xx | 1.2 | 13.6 | 9.3 | 0.6 | 0.6 | 0.6 | 11.92 | 88△ |
この範囲には多くの公立高校が登場します。41位は日比谷です。東大率12%、東大合格者数では二年連続公立高校首位です。極度の首都圏指向なので、東大理三がいないかぎり、旧帝医率がゼロになることもあります。42位の清風南海は大阪府では大阪星光に続いて二番手の私立高校です。京大率は12%となっています。43位の一宮は愛知県では三番手の公立高校です。名大率23%が得点源です。
44位の西は日比谷についで都立二番手です。ところが、日比谷と違い地方指向もあります。京大率が5%で、旧帝医の合格者もいます。45位と46位は、それぞれ東京都周辺県の公立高校の雄、県立千葉と県立浦和です。共学校と男子校の違い、公立中高一貫校と高校単独募集校の違い、卒数も異なりますが、今年は東大率も旧帝医率も似たような数値になりました。ただ、県立千葉は昨年から順位を大きく上げたのに対して、県立浦和は若干順位を落としています。
47位は、広島大附属福山です。東大率では存在感がありませんが、阪大率は13%です。東大率が低いため、早慶調整率がプラスになっています。48位の滝と49位の刈谷はどちらも愛知県の進学校です。滝は旧帝医率が高いのに対して、刈谷は名大率が得点源です。50位は大阪教育大附属池田です。地元指向が強く京大率が14%になっています。