※この記事は11月22日に書いています。
位 | 校名 | 種 | 東 | 神 | 他 | 地 | 卒数 | 東率 | 早率 | 慶率 | 調整率 |
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21 | 白陵 | 兵◎ | 1xx | 11.6 | 11.1 | 7.9 | 11.64* | ||||
22 | ラ・サール | 鹿○ | 2xx | 11.2 | 12.5 | 11.2 | 11.16* | ||||
23 | 慶應志木 | 埼○ | 2xx | 0.7 | 99.7 | 11.11 | |||||
24 | 早稲田 | ○ | 3xx | 9.1 | 81.4 | 31.6 | 11.07 | ||||
25 | 慶応湘南藤沢 | ◎ | 2xx | 99.2 | 11.02 | ||||||
26 | 慶応義塾 | ○ | 7xx | 97.2 | 10.80 | ||||||
27 | 慶応義塾女子 | ● | 2xx | 94.1 | 10.45 | ||||||
28 | 富山中部 | 公 | 富◎ | 2xx | 9.9 | 13.5 | 9.1 | 9.85* | |||
29 | 攻玉社 | ○ | 2xx | 8.9 | 42.1 | 29.8 | 8.94* | ||||
30 | 豊島岡女子 | ● | 3xx | 8.7 | 50.3 | 28.3 | 8.83 |
今回は21位から30位までの範囲です。首都圏7校、地方3校です。また、調整率と東大率が同じ進学校が4校に減り、しかも地方3校がすべて含まれます。
まず、地方校は、白陵21位、ラ・サール22位、富山中部28位です。白陵は上位の関西校と同じく、東大率が、早大率、慶大率を上回っており、東大ボーダー層は早慶を併願するのでなく、京大や他の旧帝大を受験しています。ラ・サールは地元に旧帝大や有力私立大がないため、東大受験層は早慶も併願しています。富山中部は、2015年は好調でした。公立では日比谷に次ぎ、二番手です。ここも地元に旧帝大や有力私立大がなため、東大早慶指向の数値になっています。
首都圏では、慶大附属が、慶應志木23位、慶應湘南藤沢25位、慶應義塾26位、慶應女子27位となっていて、調整率11.1%の慶大附属校が多く登場する範囲となっています。それ以外では、早稲田中高24位、攻玉社29位、豊島岡30位です。早稲田中高は半数が早大への内部進学枠のため早大率が81.4%と極めて高くなっています。攻玉社も豊島岡も、東大率は決して低くありませんが、早大率がそれぞれ42.1%、50.3%と早慶を第一志望にする受験者層も無視できなくなりました。