※この記事は11月22日に書いています。
位 | 校名 | 種 | 東 | 神 | 他 | 地 | 卒数 | 東率 | 早率 | 慶率 | 調整率 |
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1 | 筑波大附駒場 | 国 | ○ | 1xx | 71.3 | 56.1 | 52.2 | 71.34* | |||
2 | 開成 | ○ | 3xx | 46.4 | 59.4 | 46.6 | 46.37* | ||||
3 | 灘 | 兵○ | 2xx | 42.9 | 15.5 | 7.3 | 42.92* | ||||
4 | 駒場東邦 | ○ | 2xx | 35.8 | 44.1 | 35.4 | 35.81* | ||||
5 | 桜蔭 | ● | 2xx | 32.8 | 54.7 | 40.5 | 32.76* | ||||
6 | 聖光学院 | ○ | 2xx | 32.7 | 78.3 | 61.5 | 32.74* | ||||
7 | 麻布 | ○ | 2xx | 29.4 | 54.5 | 44.1 | 29.43* | ||||
8 | 栄光学園 | ○ | 1xx | 25.4 | 43.5 | 37.3 | 25.42* | ||||
9 | 海城 | ○ | 2xx | 20.3 | 54.0 | 37.0 | 20.29* | ||||
10 | 久留米大附設 | 福◎ | 1xx | 18.6 | 10.1 | 12.1 | 18.59* |
今回は、上位10校の紹介です。東大早慶調整率はすべて東大率と同一になっています。この位置の進学校だと、東大合格有望圏の受験生が多く、早慶専願はほとんどいません。
まず、地方からは灘3位、久留米大附設10位となっています。灘は東大率42.9%に対して、早大率15.5%、慶大率7.3%と、東大率が圧倒しており、早慶さえも併願せずに、東大専願の受験生が圧倒的に多いことを示しています。久留米大附設は、東大率18.6%に対して、早大率10.1%、慶大率12.1%です。併願率が灘よりは増えています。また、地方に不利なこの指標ですら、共学校トップは久留米大附設です。渋谷幕張や学芸大附属ではありません。
首都圏に目を向けると、筑波大附属駒場が全国トップです。東大率71.3%と、現役と一浪すれば、7割が東大に合格する進学校です。しかも、早大率56.1%、慶大率52.2%で、首都圏にありながら、東大専願の受験生も多数存在しています。
残りの首都圏7校は、開成2位、駒場東邦4位、桜蔭5位、聖光6位、麻布7位、栄光8位、海城9位ですが、すべて、東大率よりも、早大率か慶大率のどちらかが上回っていて、早慶併願が前提の東大受験者が多数おり、ボーダー層の合格者数によって実績が支えられているといえます。