東大早慶合格率ランキング2011 - 21位〜30位

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 21位から30位を紹介します。

  • [種]の欄は、国:国立、公:高校募集のみの公立、中:公立中高一貫校、高:高校募集のみの私立をそれぞれ意味します。空欄は私立中高一貫校です。○印は男子校、●印は女子校、◎印は共学校
  • 卒数(下二桁は[x]でマスク)から右は、東大率、早大率、慶大率、東大早慶合格率、昨年東大率、増減
校名 卒数 東率 早率 慶率 早慶 昨東 増減
21 白百合学園 1xx 6.4 45.1 37.0 26.20% 3.4 27.8%
22 渋谷渋谷 2xx 7.0 49.5 29.4 25.08% 5.3 20.6%
23 暁星 1xx 8.4 38.6 29.5 24.70% 4.6 69.8%
24 城北 3xx 7.0 45.4 29.5 24.41% 5.2 25.1%
25 桐蔭学園中等 1xx 7.1 31.9 33.5 23.63% 3.7 7.5%
26 西 3xx 8.9 43.4 21.8 23.44% 6.4 2.1%
27 浦和・県立 埼○ 3xx 8.3 42.0 24.3 23.39% 8.1 -2.3%
28 サレジオ学院 1xx 2.8 37.1 39.9 22.28% 6.3 -31.0%
29 世田谷学園 1xx 3.7 44.7 31.9 21.81% 1.9 27.8%
30 早稲田 3xx 4.4 73.3 14.6 21.53% 5.4 -16.2%

 このグループには好調な学校が多いようです。まず、桐蔭学園中教、西、県立浦和が堅調です。桐蔭中教は、かっての東大3桁合格校の桐蔭学園から小規精鋭の一貫コースを分離して開校した男子校です。桐蔭ブランド効果もあって、開校5期生で既に神奈川県では4番手男子校の地位に着きました。西、県立浦和は高校募集だけの公立校です。この2校は1990年代の私立一貫校独占の時代もトップレベルの進学実績を残してきた学校で、安定しています。
 次に、好調だったのが、白百合、渋谷渋谷、暁星、城北、世田谷学園です。白百合は、一時期、女子御三家から離され、中段グループに埋没傾向でしたが、徐々に進学校として実績を出し始めました。渋谷渋谷は都内の私立共学校としてトップ校の地位を築きつつあります。暁星はしばらく不振の年が続きましたが、69.8%の大幅増加でようやく復調してきたようです。城北も埋没傾向から抜け出してきました。世田谷学園は東大合格数も増え、少数精鋭の男子校として安定した東大輩出校の仲間入りをしています。
 一方、不調だったのが、サレジオと早稲田です。両者とも前年度好調分の揺り戻しという印象を受けます。サレジオの場合は来年度の様子を見て今後の傾向が分かります。早稲田の場合は、早大の進学権を辞退して慶應専願をする旨みも少ないので、東大の合格数を伸ばすことが今後の躍進に繋がります。