指標定義2022、七帝一工調整率、東大一工早慶調整率

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(2022-09-03)

 大変ご無沙汰しています。この記事は9月3日に書いています。実はデータの集計は4月には終わっていたのですが、別件でいろいろ忙しく更新していませんでした。ただ、このブログは時事問題を扱うわけでなく、年に一度の大学合格実績を集計するブログなので、日付にはこだわらず、過去にさかのぼり火曜日毎に更新していきます。
 さて議論の絶えない「XXX早慶調整率」ですが、早慶という首都圏ローカル私立大学を含めるのは全国の指標として受けが良くありませんでした。一橋大、東工大に置き換えることにしました。
 一方、首都圏ですが、ブログ開設当初から東大早慶で問題はないのですが、全国の指標から早慶を外してしまうと、共通部分が東大だけになってしまい。全国の指標と順位が大幅に入れ替わってしまいます。一橋、東工大も含めることにしました。ただ、首都圏の指標で早慶を外してしまうと、東大、一橋、東工大で有意な合格数を上げる学校は依然少なく、早慶の合格数で評価の高い学校の評価ができません。したがって、首都圏では早慶を指標に残します。

七帝一工調整率

大学 東大 京大 一橋 東工 阪大 名大 東北 九大 北大
重み ÷1 ÷2 ÷2 ÷2 ÷3 ÷4 ÷5 ÷6 ÷7

 七帝大の場合、東大、京大、阪大、名大、東北大、九大、北大を難易度の順番に並べて、合格数をその順位で割ります。一橋と東工大は、京大相当の難易度として、重みは「÷2」にしました。

  • 七帝一工調整合格数=東大+京大÷2+一橋÷2+東工÷2+阪大÷3+名大÷4+東北÷5+九大÷6+北大÷7
  • 七帝一工調整率=七帝一工調整合格数÷卒数

東大一工早慶調整率

大学 東大 一橋 東工 早大 慶大
重み ÷1 ÷2 ÷2
重み ÷6 ÷3

 早大と慶大の重みは、東大の合格数に対する逆数比です。東大が約3000人とすると、早大が約18000人、慶大が約9000人として、それぞれ、6倍、3倍とみなして逆数にします。ただ、早慶は東大一工と併願できるので、合計するだけでなく平均値を取ります。なお、東大一工の調整合格数のほうがその平均値より大きいときは、東大一工の調整合格数を採用します。

  • 東大一工調整合格数=東大+一橋÷2+東工÷2
  • 東大一工早慶調整合格数=(東大一工調整合格数+早大÷6+慶大÷3)÷3
  • 東大一工調整合格数>東大一工早慶調整合格数のときは、東大一工早慶調整合格数=東大一工調整合格数
  • 東大一工早慶調整率=東大一工早慶調整合格数÷卒数

※従来、東工大の重みは「÷3」としていましたが、一橋と同じ重みにするほうが実際の評価に近いと判断し、「÷2」にしました。