※この記事の投稿日は9月19日です。
今回は、1.37% 増加した埼玉・私立と 1.27% 増加した千葉・私立を分析します。
都県・区分 | 2015 | 割合 | 2016 | 割合 | 増減 |
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千葉・私立 | 82 | 4.65% | 104 | 5.92% | △1.27% |
埼玉・私立 | 38 | 2.15% | 62 | 3.53% | △1.37% |
合計 | 1764 | 1758 |
郊外型新興私立の時代はもう到来していますが、まだまだ成長余力を残しています。渋幕56→76、栄東9→27、開智11→17がそれぞれの地区の増加数を牽引しています。両地区とも、あと50人程度は成長余力があります。
区分 | 増減 | 茨公 | 茨私 | 千公 | 千私 | 埼公 | 埼私 | 東公 | 東私 | 神公 | 神私 |
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千私 | △1.27 | 0.67 | -0.01 | \ | 0.61 | ||||||
埼私 | △1.37 | 0.56 | \ | 0.81 |
埼玉・私立の場合は、同県の公立から 0.56% 奪い、東京・国私立からも 0.81% 奪っています。埼玉県の中学受験の大衆化と、優秀層の県内回帰を象徴した結果になりました。千葉・私立の場合は、同県の県立千葉の好調により、同県の公立に 0.01% 奪われた形になります。一方、東京・国私立から 0.61% 奪い、隣県の茨城県からも、0.67% 奪っています。