国公立医学科特集2016 - 合格率平均以上で県内流入

スマホで表を見る場合、画面を横向きにし、必要ならPCビューにしてください。

※この記事の投稿日は5月1日です。

  • 合格率、募集率は、100万人あたりの人数
都道府県 合格 募集 差分 人口 合格率 募集率
6 北海道 227 308 -81 5383579 42.2 57.2
7 京都 200 214 -14 2610140 76.6 82.0
15 愛媛 103 109 -6 1385840 74.3 78.7
16 長崎 98 110 -12 1377780 71.1 79.8
18 三重 83 111 -28 1815827 45.7 61.1
19 熊本 82 104 -22 1786969 45.9 58.2
20 和歌山 81 97 -16 963850 84.0 100.6
25 宮崎 67 98 -31 1104377 60.7 88.7
27 沖縄 67 98 -31 1434138 46.7 68.3
28 徳島 62 103 -41 756063 82.0 136.2
都道府県 合格 募集 差分 人口 合格率 募集率
30 青森 58 103 -45 1308649 44.3 78.7
31 香川 58 104 -46 976756 59.4 106.5
35 石川 49 112 -63 1154343 42.4 97.0
36 高知 49 105 -56 728461 67.3 144.1
37 佐賀 47 103 -56 833245 56.4 123.6
39 富山 45 92 -47 1066883 42.2 86.2
40 山梨 44 91 -47 835165 52.7 109.0
41 秋田 44 123 -79 1022839 43.0 120.3
43 福井 41 105 -64 787099 52.1 133.4
44 島根 37 89 -52 694188 53.3 128.2
45 鳥取 31 105 -74 573648 54.0 183.0

 今回は、100万人あたりの医学科合格数が全国平均以上で、なおかつ医学科の募集人員に空きがある地区です。非常に恵まれているといえるでしょう。北海道は道内に3つの国公立大学医学科があります。面積が広いのもありますが、同じ地区内に3つあるのは北海道だけです。京都府が人口がそれほど多くない割には府内に2つの国公立大学医学科があり、府内完結でなおかつ募集人員に余裕があります。ほかの県は1つの国公立大学医学部です。いずれも県内の募集人員に空きがあります。
 このような贅沢な環境にあるのですから、地元枠は適正な人数に制限し、もっと県外からも優秀な医師志望者を受け入れ、卒業後は、気持ちよく出身地に帰してあげるべきだと思います。少なくとも、国立大学は県民だけでなく国民にも同様の教育機会を提供すべきです。