グループ合同選抜12年史 - 1998年 そして公立はいなくなった

スマホで表を見る場合、画面を横向きにし、必要ならPCビューにしてください。

※この記事は3月1日に書いています。

 グループ合同選抜制度廃止後2年目となります。もうグループ合同選抜制度の浪人もほとんどいなくなった時代です。

1997年 1998年
首都圏合計 1104 271 342 首都圏合計 1081 211 292
1 ○開成 188 1 ○開成 205
2 学芸大 111 2 ○麻布 101
3 桐蔭学園 95 3 桐蔭学園 96
4 ○麻布 93 4 学芸大 81

 私立は前年なみ、国立は減らしていますが、公立はとうとう300名を割りました。

1997年 1998年
5 桜蔭 92 5 △筑波駒場 79
6 △筑波駒場 90 6 栄光学園 63
7 巣鴨 63 7 桜蔭 58
8 ○武蔵 58 8 駒場東邦 55
9 駒場東邦 57 9 ○海城 54
10 栄光学園 48 10 巣鴨 46
11 △筑波大附 46 11 ○武蔵 44
12 ○海城 45 12 聖光学院 36
13 土浦第一 43 13 △筑波大附 35
14 桐朋 41 14 土浦第一 27
15 千葉 37 15 ○浅野 25
16 ●女子学院 35 15 桐朋 25
17 浦和 32 15 千葉 25
18 聖光学院 30 18 浦和 24
1997年 1998年
19 お茶の水 24 19 ●フェリス 23
20 ○浅野 20 20 水戸第一 21

 5位以下は上位の常連はあるものの、境界線は明確でなく混沌としています。この年から久しく首都圏の公立高校で東大40名合格を超える高校はなくなりました。また、上位15校に国立大附属3校(学芸大附属、筑波駒場、筑波大附属)、御三家(開成、麻布、武蔵)、(当時の)新御三家駒場東邦、海城、巣鴨)、神奈川御三家(栄光、聖光、浅野)がそろい踏みした状態になりました。