東大早慶合格率ランキング2014 - 1位〜10位

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 今年は、まず首都圏から東大早慶合格率ランキングの分析を始め、次に都道府県別在籍者数、そして、七帝大相当率ランキングに進めていきたいと思います。途中にところどろこ細かい連載も入れていきます。

[種]の欄は、国:国立、公:高校募集のみの公立、中:公立中高一貫校、高:高校募集のみの私立をそれぞれ意味します。空欄は私立中高一貫校です。○印は男子校、●印は女子校、◎印は共学校、[昨東] は昨年度の東大率、[昨位]は昨年度順位です。△は上昇、▼は下降です。

校名 卒数 東率 早率 慶率 早慶 昨東 昨位
1 筑波大附駒場 1xx 64.2 44.4 33.3 82.72% 63.2 1
2 開成 3xx 39.7 55.8 47.2 64.74% 42.6 2
3 栄光学園 1xx 37.4 57.5 43.0 61.36% 28.0 4△
4 聖光学院 2xx 29.7 63.2 49.0 56.56% 27.4 3▼
5 駒場東邦 2xx 32.5 53.7 34.6 52.96% 24.8 7△
6 桜蔭 2xx 30.0 53.0 36.1 50.87% 28.4 6
7 麻布 2xx 27.5 46.8 39.7 48.47% 26.5 5▼
8 海城 2xx 14.9 53.5 43.1 38.17% 10.7 16△
9 浅野 2xx 12.7 60.1 44.8 37.62% 10.0 10△
10 学芸大 3xx 16.9 49.7 31.3 35.59% 20.0 11△

 まず、首都圏ベスト10です。レンジ外からの上昇校は2校です。学芸大附属は前年度から1ランクアップなので特に大きな変化ではありませんが、今年は、海城が大幅に順位を上げてきました。理由は、明確で、今年から中学募集だけの生徒になったので卒数が100人近く減りました。海城の場合、3年前にいきなりの高校募集停止だったわけで、急激にこの学年だけ減りました。その割には実績は昨年とあまり変わりません。通常、計画的に減らす学校は高校募集で2クラス減らし、中学募集で1クラス増やして、軟着陸させるのですが、海城はいきなりの発表でした。
 1位2位は昨年と同じ順位、3位4位は、昨年は聖光、栄光の順番だったのですが、今年は、栄光、聖光の順番になっています。栄光のほうが生徒の絶対数が少ないので、目立ちませんが、神奈川県のトップ校は依然として栄光であるのは確かです。5位には7位から上昇の駒場東邦です。一方、麻布は5位から7位に下降しました。どちらかというと駒場東邦と麻布の逆転現象のほうが気になります。桜蔭は昨年と同じ6位です。浅野は順位を一つ上げました。