東大二桁合格校列伝 - 1952年東京都(△東大附,◎開成,◎学習院)

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校名 初二桁 人数 最高 人数 最終 登場
41 △東大附 1952年 20名 1952年 20名 1953年 2回
47 ◎開成 1952年 11名 1998年 205名 2012年 60回
51 学習院 1952年 10名 1952年 10名 1955年 2回

 1952年の東京都からは三校の初登場です。都立高校の初登場はなく、国立大附属1校、私立1校です。私立も進学校1校と大学附属校1校になります。
 国立大附属1校は東大附属高校です。当時東大に推薦枠があったかどうかは分かりませんが、いきなり初登場で20名合格者を出し、翌年も19名合格者を出しました。二桁合格に登場したのはこの2回だけで、その後、1960年からは二桁合格どころか東大合格者を定期的に出すような学校ではなくなりました。また、双子の研究を1953年(中高一貫のため卒業年は1959年)から開始しており、その影響もあるでしょう。
 その次は、開成高校です。初登場以来60回連続二桁、最高合格数は205名です。1982年以来31回連続全国首位も獲得しています。どちらにしろ列伝連載で詳しく触れる必要もないでしょう。
 最後は、学習院です。1952年と1955年に二桁合格は二回達成して、それ以後は姿を消しました。毎年東大に数名は送り込んでいる学校なので、優秀な生徒を取り込んでいますが、附属校という性格上、東大に多数送り込むことは困難です。