東大二桁合格校列伝 - 1951年東京都国私立(◎武蔵,◎成蹊)

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校名 初二桁 人数 最高 人数 最終 登場
23 ◎武蔵 1951年 33名 1979年 86名 2012年 61回
39 ◎成蹊 1951年 10名 1954年 29名 1961年 11回

 今回は、東京都の私立高校です。1950年の麻布高校に続き、1951年は武蔵高校と成蹊高校が登場してきました。武蔵は、その後も現在に至るまで二桁合格を続けています。特に70年代から80年代に掛けて、全生徒の半数が東大に合格する高校でした。
 一方、成蹊は、私立としては、麻布、武蔵に次ぐ三番目の登場です。私立共学校として二桁合格校になったのは成蹊が最初です。1954年には29名合格で、この記録は当時の私立共学校最高記録です。この記録は今世紀に入るまで破られませんでした*1。1961年まで毎年二桁合格をしていたのですが、この年を最後に、姿を消しました。その後、学校群が始まり、私立に追い風だったのですが、富裕層相手の学校で、かつ附属校という性格から、進学校化に徹し切れなかったようです。

*1:共学校化した男子校は除きます。