- [種]の欄は、国:国立、公:高校募集のみの公立、中:公立中高一貫校、高:高校募集のみの私立をそれぞれ意味します。空欄は私立中高一貫校です。○印は男子校、●印は女子校、◎印は共学校
- 卒数(下二桁は[x]でマスク)から右は、東大率、早大率、慶大率、東大早慶合格率、昨年東大率、昨年順位
- △は上昇、▼は下降です。「−」は昨年5%以下なので、順位はありません。また、昨年の表掲載時以降に判明した資料で順位を付けていますので、昨年資料と同じ順位であるとは限りません。
位 | 校名 | 種 | 東 | 神 | 他 | 卒数 | 東率 | 早率 | 慶率 | 東早慶率 | 昨東 | 昨位 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
51 | 東邦大付東邦 | 千◎ | 3xx | 2.7 | 29.9 | 16.0 | 13.01% | 2.0 | 57△ | |||
52 | 本郷 | ○ | 3xx | 2.3 | 31.6 | 15.8 | 12.80% | 1.6 | 66△ | |||
53 | 浦和明の星 | 埼● | 1xx | 1.8 | 42.6 | 10.7 | 12.43% | 3.3 | 42▼ | |||
54 | 吉祥女子 | ● | 2xx | 1.4 | 32.6 | 15.4 | 12.01% | 1.3 | 68△ | |||
55 | フェリス | ● | 1xx | 35.4 | 11.79% | 52▼ | ||||||
56 | 戸山 | 公 | ◎ | 3xx | 3.2 | 28.4 | 11.0 | 11.57% | 2.2 | 61△ | ||
57 | 暁星国際 | 千◎ | xx | 5.7 | 13.8 | 10.3 | 11.49% | 1.0 | 105△ | |||
58 | 桜修館 | 中 | ◎ | 1xx | 2.7 | 34.0 | 8.0 | 11.00% | −△ | |||
59 | お茶の水女子 | 国 | ● | 1xx | 0.8 | 31.1 | 14.3 | 10.78% | 6.8 | 33▼ | ||
60 | 開智 | 埼◎ | 4xx | 1.8 | 29.5 | 11.8 | 10.65% | 3.3 | 58▼ |
この区間では、区間下降が2校、区間維持が3校、区間上昇が5校です。上昇下降の交差点という形相です。まず、浦和明の星とお茶の水女子の2校が下降しました。特にお茶の水女子は2区間の下降です。東大合格数が激減したのが響いています。これが単年度の不振であればよいのですが、都立一貫校の躍進により、今後、何かと国立大附属校は微妙な立場になります。
現状維持は、東邦大東邦、フェリス、開智です。東邦大東邦にとって二桁合格達成は明るい話題です。フェリスは、この時期には東大・早大の数が判明しないので、この位置にいます。相対的な順位では現状維持です。開智は東大合格数が激減しましたが、早慶の合格数は好調で現状維持のようです。
本郷、吉祥女子は偏差値の割りに実績が伴わないといわれていますが、徐々に順位を上げてきています。本郷の東大合格者数7名は自校過去最高でもあります。戸山も久々に二桁合格を達成していて、都立重点高の効果が徐々に出てきました。暁星国際は留学生に力をいれており、今年は105位から大幅に上昇です。一昨年の55位からの再復帰なので、通常の進学校の基準では判定できません。
最後は、桜修館です。都立一貫校としては、昨年の白鴎を上回り、いきなり二桁合格率で登場しました。前年度は5%以下だったので順位がついていません。都立全体でも5位の位置に着けました。