8位は広島県です。
2008年 | 2009年 | 2010年 | 2011年 | 在籍者 | |
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順位 | 7位 | 7位 | 7位 | 8位 | 8位 |
人数 | 79名 | 81名 | 78名 | 75名 | 313名 |
広島県の2010年国勢調査人口は2,860,769で、全国12位です。在籍者数は全国8位なので、人口の順位よりも上位に来ています。広島県には旧帝国大学はないのですが、広島大学があります。広島大学は旧帝国大学に匹敵する研究レベルを誇っていますから、地元進学率も高いなかで出した順位です(広島大学は筑波大学と並び、研究費では旧7帝大の次に来ます)。
次に、過去4年間の二桁合格校です。空欄は10人未満を意味しており、ゼロではありません。
2008年 | 2009年 | 2010年 | 2011年 | |
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◎広島学院 | 32名 | 30名 | 21名 | 21名 |
△広島大附福山 | 19名 | 16名 | 15名 | 14名 |
△広島大附 | 11名 | |||
◎修道 | 17名 | 16名 |
広島県の特徴は、公立高校に上位に食い込む学校がなく、私立対国立の構図になっていることです。私立勢では広島学院が安定した実績を残し、県下トップの地位にあります。次は修道ですが、浮き沈みが激しいようです。国立勢では広島大附福山が好調です。福山市は広島県東端の市で、とても広島市に通学できる位置にありません。従って、広島大附福山は福山市で独占的地位を築くことができました。広島大附は、以前は広島大附福山より東大合格者数を輩出していましたが、最近は停滞気味でした。久々に二桁合格をしました。
広島県の公立高校は、長い間、競争を否定した教育が行われていました。競争を否定することは、競争を肯定する家庭から敬遠されるということで、結果として広島県の公立高校は、東大合格者を多数出すような学力レベルを放棄することになりました。他の多くの県で、公立高校が私立一貫校の挑戦を受けながらも、トップ争いをしているのとは対照的です。