(現役の数値で分析、[男][女]はそれぞれ該当学年の入学時偏差値、参考情報として既卒者を全て一浪とみなして合格数を掲載)
年度 | 男 | 女 | 卒数 | 東現 | 早現 | 慶現 | 東早慶率 | 東既 | 早既 | 慶既 | 率図 |
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2006 | 66 | 228 | 22 | 133 | 67 | 29.17% | 4 | 16 | 15 | ######### | |
2007 | 65 | 229 | 15 | 147 | 74 | 28.02% | 7 | 31 | 12 | ######### | |
2008 | 65 | 219 | 19 | 105 | 74 | 27.93% | 5 | 24 | 19 | ######### | |
2009 | 66 | 226 | 18 | 141 | 54 | 26.33% | 7 | 40 | 26 | ######## | |
2010 | 66 | 224 | 19 | 125 | 87 | 30.73% | ########## | ||||
2011 | 68 |
女子学院は女子御三家の一つです。「入口と比較して出口の悪い学校」という評価がありますが、それは、一般的男子校と比較して、募集数が少なく、浪人率も低いのが原因です。数が目立ちませんが、率で比較すると、入学時偏差値に相当する実績を残しています。
桜蔭と同様に、女子学院も各学年の実績が一定しています。女子学院の実績にばらつきがあるように見えるのは、現役好調、浪人好調の次の年に、浪人が減り、浪人の貢献度が減るからです。出口の「隔年現象」の一つとも言えます。
余談ですが、入口の「隔年現象」は高校募集が主力の国立大学附属校に起きる現象です、大学合格実績が不振だった年の翌年の高校募集は優秀層が敬遠する現象です。直接の因果関係は4年毎ですが、複数の波が重なり隔年で好不調を繰り返すように見えます。
この仮説が正しいとすると2011年度は浪人が枯渇しているので不振かもしれませんが、それが原因で学校の人気が落ちることはなく、長期的に安定して実績を残していくと思います。