東大早慶調整率2015全国版 - まとめ

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※この記事は11月22日に書いています。

 最初に雑談ですが、11月8日に最大3週間遅延が発生したのですが、本日ようやく日記の表題日と実更新日を一致させることができました。このブログをはじめるときに、現実的に実行可能でかつ継続意欲を維持するための目標を決めていました。

  • 毎日更新する→実行不可能、三日坊主で終わる。そもそも仕事が忙しくそんな余裕はない。
  • 原則として更新は週末に行い、ブログの表題日は日を空けない→挑戦的な目標だが実行可能(通勤電車で構想を練り、週末3時間程度で作業)
  • ブログの表題日を一週間ごと、一ヶ月ごとに設定→実行可能に見えるが、そもそもブログを継続する意欲が失われる。

 実際、今回の遅延の原因は、10月17日、18日に、どうしても別件でやる作業があって、そこで更新が遅れ気味になりました。それでも、ある週はこれ以上遅延を拡大させないように作業し、ある週は徐々に遅延を回復させるように作業しました。回復には一ヶ月以上必要になりました。

 さて、東大早慶調整率2015全国版のまとめです。調整率5%以上進学校70校のうち、20校が地方の進学校です。この指標が地方旧帝大を加味してないにもかかわらず、これらの進学校は健闘しています。たまたま、偶然ですが、11位から70位での範囲は10校つき3校の割合で存在しています。
 首都圏の場合、東大率が、進学校の主指標になりますが、東大に毎年二桁合格できる進学校は限られていて、本当に上位40校程度しか対象になりません。となると、東工大*1、一橋大*2、医歯大*3を副指標に入れる手法もありますが、そもそもこれらの大学は募集人員が少なく、それらをすべて合計しても、平均で二桁合格をする進学校は50校程度しかありません。東大に二桁合格をせず、東工大、一橋大、医歯大を合計して安定して二桁合格をする進学校の数は限られていて、20校増える程度です。苦労して収集しても、高々60校を対象にした指標にしかなりません。

 一方、早慶の合格数は群を抜いており、首都圏で平均二桁合格をする進学校は、早大に対して230校、慶大に対して130校です。230校まで対象にすれば、中学受験で偏差値50以上の学校はすべて網羅できることになります(東大早慶調整率)。
 次に地方ですが、地方では東大合格ボーダー層は東大を受験せず、地元旧帝大を受験することから、どうしても東大率だけでは過小評価になってしまいます。また早慶の併願率も高くありません。その分、旧帝大を加味する必要があります。どこの旧帝大に対しても50校程度の二桁合格校が存在するので、東大を除く6大学で、300校程度が新規に評価対象になります(七帝早慶調整率=七帝大相当率)。
 それでは精度を高めるために国立大医学部を加えたらという提案もあり、実際、今年はそれで進めていますが、データ収集の苦労があるわりには、七帝大相当率から何か大きな精度向上が見られるかといえば疑問符です。そもそも加重指標に絶対的な精度の定義などありません。何事も中庸が肝心で、苦労してデータを収集しても見合った効果がなければ、長続きしませんし、週刊誌に載っている程度の単一指標(東大合格数順位、京大合格数順位)だけをブログに並べても、ブログを続ける必要性もありません。適度に精度を保証した指標が長続きの秘訣なのだと思います。