早慶の学部別偏差値と難関係数 - 指標定義

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(2023-04-23)

 早慶の合格数といっても学部別に難易度が異なるので、同じ延べ100人といっても、内訳に興味がわいてきます。まず、学部別に偏差値一覧をまとめます。偏差値は駿台模試*1の数値を使い、同じ学部内で複数回受験があり偏差値の幅があるものは中央値を使います。

早稲田 慶應 確率密度 難関係数
72.0 医(72) 0.014 71.43
65.0 法(65) 法(65) 0.067 14.93
64.5 政治経済(65-64) 0.074 13.51
64.0 経済(64) 0.081 12.35
63.0 国際教養(63) 0.097 10.31
62.0 商(62) 商(63-61) 0.115 8.70
61.0 社会科(61) 文(61) 0.136 7.35
60.5 先進理工(62-59) 理工(61-60) 0.147 6.80
60.0 文(60) 0.159 6.29
59.5 基礎理工(61-58) 薬(60-59) 0.171 5.85
59.0 文化構想(59) 総合政策(59) 0.184 5.43
58.5 創造理工(60-57) 0.198 5.05
57.0 教育(58-56) 環境情報(57) 0.242 4.13
55.0 看護医療(55) 0.309 3.24
54.0 人間科(55-53) 0.345 2.90
50.0 スポーツ科(50) 0.500 2.00

 確率密度*2とは、その偏差値以上の値が現れる確率です。1000人受ける模試の場合、偏差値50以上は500番以内、偏差値72以上は14番以内になります。これは統計学における正式な用語です。このブログではその逆数を難関係数と呼びます。偏差値50以上の受験生は2人に1人、偏差値72以上の受験生は71人に1人という意味です。
 調整合格数を次のように決めます。

調整合格数=Σ(学部別合格数×学部別難関係数)