東大二桁合格校列伝 - 1951年岡山県(岡山朝日)

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校名 初二桁 人数 最高 人数 最終 登場
32 岡山朝日 1951年 12名 1965年 22名 2011年 39回

 岡山県からは、旧制県立一中の岡山朝日高校が堂々の登場です。岡山県は、新制高校設立時から旧制県立二中と総合選抜制度を採っていましたが、両校とも名門だったために、生徒の士気も落ちずに名門を続けていました。1965年に最高の22名を記録しています。
 実は、この1965年というのは岡山県の教育制度としては節目の年度です。この年から、3校に拡大された総合選抜制度*1の生徒が大学受験を迎えます。その後5校まで総合選抜制度が拡大されます。その過程で岡山県にも私立一貫校ブームが到来しました。逆に、1980年代後半から1990年代は公立不振の時代になります。岡山朝日高校も二桁合格ができない事態に陥りました。2002年に総合選抜廃止後の一期生が受験を迎えて、また二桁合格校の常連となりました。