※この記事は3月26日発売の週刊朝日の情報に基づいて書いています。
今回は7位の福岡県です。
年度 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 在籍者 | 2008比 |
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順位 | 5位 | 8位 | 6位 | 8位 | 7位 | ▼1位 |
人数 | 104 | 75 | 94 | 69 | 342 | △25 |
今年の福岡県は2011年度の94名から2012年度の69名へと25名も減らしました。単純に不調だったとは言えず、地元指向や関西志向が強かった可能性もあります。2008年度比では25名増やしていますが、この位置の都道府県は躍進地区が多く、逆に順位を一つ落としています。
年度 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | |
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1 | ◎久大附設 | 38 | 24 | 36 | 23 |
修猷館 | 15 | 14 | 13 | ||
筑紫丘 | 15 | 13 |
二桁合格校も久留米大附設だけになりました。修猷館が今年は二桁合格を逃したのは実に6年ぶりです。二桁合格した久留米大附設も大きく合格数を減らしています。
首都圏と関西圏を除くと、私立一貫校に行くのは、医者一族と大企業の転勤族が主流です。むしろ地元の名士などはいくら資産があっても公立トップ校を選びます。少子化で震災(関東直下型地震、東南海地震)の不安をマスコミで繰り返し報道されると、福岡にそのまま残りたくなるはずです。福岡は日本のなかでは比較的災害の少ない土地です。