※この記事の作成日は3月13日です。
今年は確定値を待たずに、暫定値でも関心のある時期にどんどん記事を進めておきます。確定値は6月ごろに整理します。
位 | 校名 | 2018 | 2019 | 増 |
---|---|---|---|---|
1 | ◎久大附設 | 23 | 50 | +27 |
2 | ◎渋谷幕張 | 48 | 72 | +24 |
3 | ○聖光学院 | 72 | 93* | +21 |
4 | 浦和 | 22 | 41 | +19 |
5 | ○駒場東邦 | 47 | 61 | +14 |
6 | ○開成 | 175 | 188 | +13 |
7 | ◎西大和 | 30 | 42* | +12 |
8 | 札幌南 | 8 | 19 | +11 |
9 | ○巣鴨 | 11 | 21 | +10 |
9 | ○世田谷学園 | 5 | 15* | +10 |
前年度から東大合格者数を大幅に増やした学校を紹介します。
1位は久留米大附設で、27人増です。OBの堀江貴文氏が東大を再受験するというテレビ企画の影響がどうかわかりませんが、いきなり東大志向になったようです。増分だけでなく前年度から倍増しています。
2位は渋谷教育学園幕張で、24人増です。前年は7年前の震災後入試が影響を受けたという説もありますが、原因は何であれ、不振だったのは確かです。今年は70人台に復活して、2016年と2017年の水準に戻りました。安定して70人の合格者を出せる学校になったようです。
3位は聖光学院で、21人増です。増分よりも絶対数が注目で、同校最高の93人です。今後の展開によっては新政大学になって13校目の東大三桁合格が射程に入ってきました。
4位は浦和で、19人増です。受験指導に力を入れていない公立高校でありながら、40人台に復活です。管理教育をして潜在力を引き出せば、まだまだ伸びると思いますが、受験指導一辺倒でもないところがこの学校の魅力でもあります。
5位は駒場東邦で、14人増です。もともと合格数が多い学校ですから、前年度の不振だったのを盛り返してきたという感じです。
6位は開成で、13人増です。分母が100人以上なので、大きな変動とは言えませんが、今年は好調だったようです。
7位は西大和で、12人増です。42人は同校最高数となります。京大合格数の多い学校でも有名ですが、今年は京大合格数が大きく減っています。東大シフトに切り替えたのでしょうか?
8位は札幌南で、11人増です。前年度が不振で、今年度が好調なので増分が大きくなったようです。
9位は巣鴨で、10人増です。最近は10人台が続いていました。2015年以来の20人台です。
同じく9位は世田谷学園で、10人増です。前年度の5人から3倍増の15人です。しかも、15人は同校最高数です。