閉鎖通学圏分析 - 2018年

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※この記事の作成日は11月4日です。

 2018年の閉鎖通学圏分析をします。閉鎖通学圏とは、通学可能な地区を都県の境界を越えて、ひとつの通学圏とみなし、年度ごとに、それぞれ地区と公私別で、東大合格層がどのように移動したのか分析するものです。

 前年度からの増減

都県・区分 2017 割合 2018 割合 増減
茨城・公立 44 2.58% 29 1.66% ▼0.92%
茨城・私立 13 0.76% 16 0.91% △0.15%
千葉・公立 37 2.14% 47 2.68% △0.52%
千葉・私立 110 6.44% 82 4.68% ▼1.72%
埼玉・公立 53 3.10% 42 2.40% ▼0.70%
埼玉・私立 42 2.46% 51 2.91% △0.45%
東京・公立 158 9.25% 173 9.88% △0.63%
東京・私立 940 55.04% 967 55.23% △0.19%
神奈川・公立 73 4.27% 73 4.17% ▼0.10%
神奈川・私立 238 13.93% 271 15.48% △1.54%
合計 1708 1751

 地区別の移動

区分 増減 茨公 茨私 千公 千私 埼公 埼私 東公 東私 神公 神私
茨公 ▼0.92 -0.92
茨私 △0.15 0.92 -0.77
千公 △0.52 0.52
千私 ▼1.72 0.77 -0.52 -2.01
埼公 ▼0.70 -0.70
埼私 △0.45 0.70 -0.25
東公 △0.63 0.63
東私 △0.19 2.01 0.25 -0.63 -1.44
神公 ▼0.10 -0.10
神私 △1.54 1.44 0.10

 今年最も伸ばしたのが、神奈川私立です。東京私立から 1.44%、神奈川公立から 0.10% 流入しています。その次が、東京公立です。東京私立から 0.63% 流入しています。その次が千葉公立となり、千葉私立から 0.52% 流入しています。ここまでが、隣接地区からすべて流入があったところです。
 埼玉私立が 0.45% 伸ばしていますが、埼玉公立から 0.70% 流入する一方、東京私立へ 0.25% 流出しています。東京私立は、千葉私立から 2.01%、埼玉私立から 0.25% 流入があった一方、神奈川私立へ 1.44%、東京公立へ 0.63% 流出しています。茨城私立は、茨城公立から 0.92% 流入していますが、千葉私立へ 0.77% 流出しています。ここまでが流入超過です。
 神奈川公立は神奈川私立へ 0.10% 流出しています。埼玉公立は埼玉私立へ 0.70% 流出しています。茨城公立は茨城私立へ 0.92% 流出しています。最後に、千葉私立は、茨城私立から 0.77% 流入している一方、千葉公立へは 0.52% 流出し、東京私立に 2.01% 流出することで、全体では 1.72% の流出になりました。