国公立医学部2018 - 偏差値78、偏差値77

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※この記事の作成日は4月29日です。

 まず、最初に偏差値78の東大理三と偏差値77の京大医学科を紹介します。偏差値68の東大理一の出現率を基準とすると、東大理三の難関係数は14.06で、京大医学科の難関係数は10.36 となります。どちらも東大理一に比べて桁違いの狭き門になります。

  • 難関係数=基準校出現率÷対象校出現率
  • 合格調整数=Σ(対象校合格数×難関係数)
  • 合格調整率=合格調整数÷卒数

東京大学理科三類上位10校

調整率 校名
1 147.57% △筑波大付駒場
2 96.32% ◎灘
3 48.70% 桜蔭
4 35.33% ◎開成
5 29.61% ◎片山学園
6 24.35% 聖光学院
7 18.50% ◎麻布
8 16.26% 栄光学園
9 12.50% 鹿 ラ・サール
10 11.43% ◎北嶺

 首位は筑波駒場で2位は灘です。筑波駒場は調整率がすでに100%を超えてしまい、卒数全員が理一に合格することを上回る調整率を出しています。灘もほぼ100%です。3位以下は首都圏が5校登場します。桜蔭3位、開成4位、聖光6位、麻布7位、栄光8位となっています。
 それ以外は、北陸の片山学園が5位、九州のラサールが9位、北海道の北嶺が10位となっています。

京都大学医学部医学科10校

調整率 校名
1 104.11% ◎灘
2 54.28% 東大寺学園
3 29.04% ◎洛南
4 26.71% 甲陽学院
5 24.44% 洛星
6 15.78% 大阪星光学院
7 14.20% 芦屋国際
8 12.34% 智弁和歌山
9 10.31% △広島大付福山
10 9.75% ◎東海

 灘が1位で、京大医学科で調整率100%を超えてしまいました。2位以下も関西勢が圧倒的に強く、東大寺2位、洛南3位、甲陽4位、洛星5位、大阪星光6位です。7位に公立中等教育学校の芦屋国際がきました。智弁和歌山が8位です。9位に中国地方の広島大付属福山、10位に東海地方の東海が来ています。

偏差値77以上の調整率上位20校

 偏差値77以上の医学科の合格数の難関係数を掛けたものを合計した順位を紹介します。

調整率 78 77 校名
1 200.43% 96.3 104.1 ◎灘
2 147.57% 147.6 △筑波大付駒場
3 54.28% 54.3 東大寺学園
4 53.19% 48.7 4.5 桜蔭
5 40.54% 35.3 5.2 ◎開成
6 35.10% 6.1 29.0 ◎洛南
7 29.61% 29.6 ◎片山学園
8 26.71% 26.7 甲陽学院
9 24.44% 24.4 洛星
10 24.35% 24.4 聖光学院

 調整率ですでに100%を上回った灘が1位で、筑波駒場が2位です。関東では桜蔭4位、開成5位、聖光10位、麻生12位、栄光15位、女子学院17位、白百合18位です。関西では、東大寺3位、洛南6位、甲陽8位、洛星9位、大阪成功16位、芦屋国際19位、智弁和歌山20位です。そのほかの地方では、北陸地方の片山学園6位、九州地方のラサールが11位、中国の広島大付属福山が13位、東海地方の東海が14位です。

調整率 78 77 校名
11 21.71% 12.5 9.2 鹿 ラ・サール
12 18.50% 18.5 ◎麻布
13 17.31% 7.0 10.3 △広島大付福山
14 16.37% 6.6 9.8 ◎東海
15 16.26% 16.3 栄光学園
16 15.78% 15.8 大阪星光学院
17 15.53% 6.3 9.3 ◎女子学院
18 14.28% 8.2 6.1 白百合学園
19 14.20% 14.2 芦屋国際
20 12.34% 12.3 智弁和歌山

更新履歴

  • 2018/05/13: 総合順位表の表示形式を変更