指標定義2016 - 七帝早慶医調整率

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※この記事の投稿日は2月7日です。

 事前に下記の記事を参照してください。

 七帝早慶調整率だと、国立大学医学科に特化した私立校が評価できないとの指摘があります。そこで、国立大学医学科の中でも特に難易度の高い旧帝大医学科の合格数を指標に加えたものです。

校名 七帝早慶調整率
札幌南 318 10.5% 19 0.105+19/318=0.165 16.5%
仙台第二 312 14.3% 14 0.143+14/312=0.188 18.8%
西 327 12.4% 1 0.124+1/327=0.127 12.7%
日比谷 315 12.7% 12.7%
岡崎 361 17.5% 7 0.175+7/361=0.194 19.4%
北野 313 17.6% 5 0.176+5/313=0.192 19.2%
修猷館 399 12.4% 6 0.124+6/399=0.139 13.9%

 この指標の場合、大学別合格数と医学科合格数で二重計上になります。大学別医学科の調整比を出すことに意味があると思えませんが、参考のため紹介しておきます。

大学 調整比 調整比の逆数
東大医 1/(1+1) 1/2 2.000
京大医 1/(1+1/2) 2/3 1.500
阪大医 1/(1+1/3) 3/4 1.333
名大医 1/(1+1/4) 4/5 1.250
東北医 1/(1+1/5) 5/6 1.200
九大医 1/(1+1/6) 6/7 1.167
北大医 1/(1+1/7) 7/8 1.143

 いずれも調整比は1より小さくなり、調整比で割ることにより、東大単独合格よりも旧帝大医学科の合格は得点が高くなります。
 昨年はこの指標を別名「東大相当率」で紹介していました。ただ、資料の収集難易度、指標の継続性を考えて、今年は、「東大早慶調整率」と「七帝早慶調整率(七帝大相当率)」の二本立てで評価を行い、「七帝早慶医調整率(東大相当率)」は、ランキング表(順位表)は集計公開しますが、記事の中の順位指標としては使わない予定です。