東大相当率の読み方 - 率から数へ

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※この記事は5月9日に書いています。

 このブログでも参考にさせていただいている『能ある鷹も 爪を剥がし』というサイトで以下の記事が出稿されていました。

●その高校の優秀層数(パワー)を表す総合ポイントでは、
1.開成2,924、2.灘1,791、3.桜蔭1,606、4.筑駒1,477、5.東海1,469、6.甲陽学院1,435、7.麻布1,405、8.東大寺学園1,345、9.駒場東邦1,305、10.聖光学院1,238、11.西大和学園1,230、12.洛南1,186、13.海城1,156、14.渋谷教育学園幕張1,141、15.久留米大附設1,094、16.ラ・サール1,019、17.大阪星光学院984、18.東京学芸大附属950、19.浅野890、20.洛星866...の順、

●卒業生数の多寡で不公平にならぬよう総合ポイントを卒業生数で割って100を掛けた大学合格力(率)では、
1.筑駒941、2.灘818、3.甲陽学院736、4.開成733、5.桜蔭692、6.東大寺学園617、7.駒場東邦570、8.久留米大附設550、9.聖光学院548、10.大阪星光学院475、11.麻布470、12.広島学院464、13.ラ・サール455、14.栄光学園442、15.海城419、16.洛星394、17.西大和学園383、18.東海346、19.渋谷教育学園幕張333、20.浅野332...の順、

 紹介したブログでは、率によるポイントと数によるポイントを併記して紹介していました。両者の表を比べてみると今まで気づかなかったことが見えてくるようになりました。
 確かに、進学校の平均レベルを評価するのであれば、率が重要ですが、一方、進学校の影響力を評価するのであれば、数が重要になってきます。例えば、生徒数160名で、東大に100名合格する学校Aと、生徒数400名で東大に200名合格する学校Bがあった場合、平均レベルでは、東大率63%の学校Aのほうが、東大率50%の学校Bよりも上回っています。ところが、東大における影響力では、合格数100名の学校Aよりも合格数200名に学校Bのほうが上回ります。内部の質を評価するのが「率」であれば、外部への影響力を評価するのが「数」になります。
 このブログで「数」による評価を行うのであれば、昨年度に使用していた「七帝大相当率」に単純に卒業生数を掛けて「七帝大相当数」なるものを定義すればいいのですが、試しに「七帝大相当数」の順位を作成して、この数値は何を意味しているかと眺めたら、これは、「該当校が、東大以外の難関大学や難関学科を受けずに、すべて東大を受けたら、東大にこの程度合格するであろう」という「東大相当合格数」であることに気づきました。これに気づいた途端、以下の変換式が思い浮かびました。

  • 七帝大相当率×卒数→七帝大相当数→東大相当合格数→東大相当率×卒数

 今までは七つある旧帝大の枠組みで評価していたのだから、深く考えず七帝大相当率と呼んでいたのですが、実は、東大相当合格数を卒数で割ったものを評価していることに気づきました。今後は、しばらく「東大相当合格数」に着目してみたいと思います。