東大相当率2015 - 161位〜170位

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※この記事は5月9日に書いています。

 今回は161位から170位の進学校を紹介します。

  • 左から、順位、校名、都道府県の略称、卒数(下二桁を[x]でマスク)、東大率、京大率、阪大率、名大率、東北率、九大率、北大率、早慶調整率、医学科調整率、東大相当率、昨年順位
  • △印は国立、○印は私立男子校、●印は私立女子校、◎印は私立共学校、無印は公立校

校名 TH SK 東相率 昨位
161 早大学院 xx 5.6 5.56 159▼
161 早大本庄 xx 5.6 5.56 149▼
163 弘前 2xx 1.8 15.8 1.1 0.4 5.53 278△
164 高崎 3xx 2.5 0.6 0.8 0.8 7.6 0.3 2.3 0.3 5.51 121▼
165 ○城北 3xx 2.3 1.4 0.6 0.6 0.9 1.1 1.8 5.51 101▼
166 ●浦和明星 1xx 1.7 1.1 1.7 0.6 1.1 2.3 5.42 131▼
167 沼津東 2xx 1.8 0.7 0.7 4.3 3.9 0.7 3.2 0.2 0.4 5.41 145▼
168 豊田西 3xx 0.3 1.2 0.3 16.9 0.3 0.6 0.3 5.38 139▼
169 基町 3xx 0.6 4.0 4.2 0.8 0.8 5.9 5.34 184△
170 済美平成 1xx 3.6 5.4 2.7 0.9 1.1 5.28 154▼

 まず、この範囲で気になるのは、早大高等学院と早大本庄学院でしょう。早大に100%内部進学可能な附属校の場合、東大相当率の定義では、必ず、5.56%になります。これは慶大附属校が必ず11.1%になるのと同じ計算式によります。例えば、早稲田大学附属校から卒数300名100%内部進学した場合、東大相当率は以下の値になります。

  • 東大相当率=東大率+旧帝大調整率+早慶調整率+医学科調整率
    • 東大率=0÷300=0
    • 旧帝大調整率=(0÷2+0÷3+0÷4+0÷5+0÷6+0÷7)÷300=0
    • 早慶調整率=(0+300÷6+0÷3)÷3÷300-0÷300=0.0556
    • 医学科調整率=(0+0+0+0+0+0+0)÷300=0
  • 東大相当率 =0+0+0.0556+0=0.0556

 それでは、他校を東大率から見ていきます。関東地方の高崎と城北が2%台です。京大率では関西地方の高校が範囲内に存在しないので、広島県の基町が4%台で範囲内最上位、愛媛県済美平成が3%台で続きます。阪大率も同様の傾向があり、こちらは、愛媛県済美平成が5%で範囲内最上位、広島県の基町が4%台で続きます。
 名大率では地元愛知県の豊田西が16%台で突出しています。隣県の静岡県、沼津東も4%台で健闘しています。東北率では東北地方の青森県弘前が15%台で突出しています。九大率は該当地方の高校はありませんが、西日本の基町5%、済美平成が2%台となっています。この組み合わせは京大率・阪大率に似た傾向にあります。
 早慶調整率では早大附属校の5%台を除くと、浦和明の星の2%台が範囲内最上位です。医学科調整率では大幅に加点した高校はありませんが、地方公立校の、弘前、高崎、沼津東で加点されています。