東大相当率の読み方 - まとめ

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※この記事は4月19日に書いています。5月9日更新しました。

 昨年度までの七帝大相当率は、2013年5月に、独自に定めた全国高校ランキングの指標です。これは、週刊誌の特集で扱われる指標があまりにも実態を反映していないので、このブログで、大まかな枠組みを決めておかないと、地方と首都圏とで高校の比較ができないと感じたからです。
 当初、地方で必ず第一志望として選ばれる大学として、旧帝大という枠組みを決めました。これは理にかなった選択でした。ところが、首都圏の場合、目標となる旧帝大が東大だけであり、東大に多数合格できる高校は限れられているので、首都圏の中堅校を評価するには不適切な指標でした。この弱点は、早慶調整率を加えることで、解決しました。
 次に、全国の高校を比較するには、医学科の指標は『無視できない』という指摘がありました。個人的には、今の旧帝大と医学科の進学力は相関が高いので『無視できる』と思います。ただ、今後の動向を見逃さないためには『無視すべきでない』という思いもあり、今回初めて、医学科を組み込んだ指標作りとして東大相当率にこぎつけることができました。
 これにより、2015年の4月の時点で東大相当率の弱点はほぼ解消されたと思います。次回からは2015年の動向を上位校から扱っていきたいと思います。