東大相当率の読み方 - 国医の扱い

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※この記事は4月11日に書いています。5月9日に更新しました。

 残る疑問は、昨年度までの七帝大相当率では、東大と同等の難易度をもつ国医を指標に加えていないということでしょう。第一の理由は資料が断片的にしか収集できず、今後も、その資料が継続的に収集できる保証がないからです。しかも国医の対象も全ての国公立医か旧帝医なのかも決まっていません。高校のHPでも、公開方針がまちまちです。結局、ソースが週刊誌だけになり、それはそれで資料収集のリスクが高まります。週刊誌が国医特集を打ち切ってしまうと、もう国医のデータが集まりません。継続的に期待できるのが『高校の実力』ですが、入手できるのが6月になります。国医の分析は今年の課題になるでしょう。
 参考までに、2014年の「旧帝医率+医歯大」と昨年度までの七帝大相当率を比較しています。

校名 旧帝医率 七帝相率
1 ○灘 16.82% 56.36%
2 ◎久大附設 15.27% 26.07%
3 ○ラサール 12.61% 22.76%
4 △筑波駒場 12.35% 65.03%
5 東大寺 10.70% 31.48%
6 甲陽学院 10.45% 30.21%
7 ○東海 9.57% 15.46%
8 桜蔭 9.57% 31.00%
9 ○北嶺 8.70% 20.88%
10 札幌南 7.55% 12.10%
11 仙台第二 7.03% 13.15%
12 ◎洛南 6.20% 16.66%
13 ○開成 6.03% 40.75%
14 ○大阪星光 5.29% 27.63%
15 ◎南山 5.24% 8.03%
  • 旧帝医率には医歯大も含む