後半率(後半占有率)

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※この記事は1月11日に書いています。

 後半占有率(後半率)は、ある期間を前半と後半に分け、該当期間の合格者数を算出して、全ての期間に対して、後半期間の占有率を算出したものです。
 下記の表は首都圏で4年間の東大合格者数が多い学校の上位5校で、年度毎の東大合格者数を紹介しています。

東大 2011 2012 2013 2014 前半計 後半計 総計 後半率
開成 171 203 170 158 374 328 702 46.7%
筑駒 103 83 103 104 186 207 392 52.7%
麻布 79 90 82 82 169 164 333 49.2%
桜蔭 75 58 66 69 133 135 268 50.4%
駒東 64 69 59 75 133 134 267 50.2%

 開成は2011年から2014年までに702名の合格者がいて、前半の2011年と2012年の合計は374名、後半の2013年と2014年の合計は328名になっています。後半占有率は328名を702名で割り、46.7%となっています。この数値が50%未満になると、前半よりも後半の合格者数が減ったことを意味して、勢いが衰えていることを意味します。
 といっても中堅校の変動に比べると上位5校は安定します。面白いことに、麻布と桜蔭駒場東邦は単年度の比較だと変動幅が大きいのですが、2年毎の合計を比較した場合は、ほとんど変動がなくなります。
 また、後半占有率と増加率の対照表を紹介します。

後半率 100% 90% 80% 70% 60% 55% 50% 45% 40% 30% 20%
総計 100 100 100 100 100 100 100 100 100 100 100
前半計 0 10 20 30 40 45 50 55 60 70 80
後半計 100 90 80 70 60 55 50 45 40 30 20
増加率 800% 300% 133% 50% 22% 0% -18% -33% -57% -75%