※この記事は9月27日に書いています。
広島大学を対象にしますが、全国の高校を対象に集計するのは大変な手間です。ここでは、広島大学に二桁合格をしている高校が存在している県を対象にします。
地元の広島県が22校と突出しているのは当然ですが、山陽地方の山口県5校、岡山県が4校とそれに続きます。瀬戸内海の対岸にある香川県と愛媛県も3校ずつと広島大学の影響力が強い県です。九州にも影響力があり、長崎県が4校もあり、意外にも広大指向があります。中国地方は全県に二桁合格校が、四国地方は4県のうち3県に、九州地方は8県のうち6県に広大二桁合格校が存在します。残りは、中国地方に隣接する兵庫県に1校、そして少し離れて滋賀県に1校あります。
これらの県に注目して、広大二桁合格校の中で、最も七帝大相当率が低い学校を基準にして、ここから上位校が広島大学の合格数でどのような変動があるか調べます。
次回から以下の凡例で紹介します。
- 七帝大相当率の順位
- 七帝広大相当率の順位
- 校名
- 七帝大相当率(=東大相当率+京大率÷2+…+北大率÷7)
- 早慶寄与分(=東大相当率−東大率)
- (東大相当率=MAX(東大率, AVE(東大率, 早大率÷6, 慶大率÷3)))
- 卒数(下二桁を xx でマスク)
- 広大率(=広大合格数÷卒数)
- 七帝広大相当率=七帝大相当率+広大率÷8
- 広大寄与分(=広大率÷8)
参考: 2014年法学部偏差値
大学 | 東大 | 京大 | 阪大 | 名大 | 東北 | 九大 | 北大 | 広大 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
偏差値 | 69.7 | 66 | 63.5 | 61.8 | 61.3 | 60.7 | 59.7 | 57.7 |
分布率 | 2.44% | 5.48% | 8.85% | 11.90% | 12.92% | 14.23% | 16.60% | 22.06% |
東大比 | 1.00 | 2.25 | 3.63 | 4.88 | 5.30 | 5.83 | 6.80 | 9.04 |
近似比 | 1.00 | 2.00 | 3.00 | 4.00 | 5.00 | 6.00 | 7.00 | 8.00 |