※この記事は9月14日に書いています。
まず、首都圏5大学の相関を紹介します。ただ、一橋大と東工大は、単独で扱うと1000人程度しか合格数がなく、数値のバラツキが大きくなるので合算した合格数で計算します。
一工 | 早大 | 慶大 | |
---|---|---|---|
東大 | 0.604 | 0.678 | 0.720 |
一工 | 0.730 | 0.766 | |
早大 | 0.831 |
相関係数の目安として0.7以上が強い相関があり、0.4以上が中程度の相関、0.2以上が弱い相関となります。それ以下は相関なしか、負の相関になります。
東大から見て、相関係数は、慶大(0.720)、早大(0.678)、一工(0.604)の順となります。東大と一工の相関係数の低さは、片方が全国規模の大学であるのに対して、一方は関東限定の大学であることが原因です。一方、東大と早慶の相関係数は意外にも高めです。早慶合格数が首都圏に偏っていても、全国で東大を目指す受験者は、早慶も併願して、ダブル合格をしているのが実態でしょう。
一工、早大、慶大は、非常に相関係数が高くなります。そして早大と慶大は相関係数0.831で、併願かつダブル合格が多いのが実態でしょう。