鳥取県の受験生が目指す国立大学 - 合格数順と優先国立大学

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※この記事は9月7日に書いています。

 鳥取県に限定した分析をしてみます。なぜ、鳥取県かというと一番人口の少ない県だからです。本来ならこのような分析を全国で行えばよいのですが、データ量が多すぎて、個人ブログではとても扱いきれません。某雑誌こそ『とんでもランキング表』を公開した汚名を返上するために行ってほしいものです。

  • [偏]は代ゼミ2014年の偏差値
  • [正規分布]は該当偏差値の出現率
  • [優]優先大学
  • それ以外の数値は合格数
大学 正規分布 鳥取県 倉吉東 鳥取西 鳥取 米子東 その他
1 鳥取 54 34.46% 205 12 43 64 28 68
2 島根大 53 38.21% 92 14 12 2 26 38
3 岡山大 59 18.41% 63 8 16 11 19 9
4 広島大 62 11.59% 34 5 9 3 11 6
5 愛媛大 55 30.85% 27 9 1 6 3 8
6 高知大 54 34.46% 25 8 3 3 4 7
7 山口大 56 27.43% 20 6 5 2 4 3
8 大阪大 66 5.48% 18 2 9 1 6
8 九州大 63 9.68% 18 9 5 4
10 神戸大 65 6.68% 17 1 8 2 5 1
大学 正規分布 鳥取県 倉吉東 鳥取西 鳥取 米子東 その他
10 徳島大 53 38.21% 17 4 6 5 1 1
12 香川大 56 27.43% 15 6 3 3 2 1
13 名古屋大 65 6.68% 14 11 2 1
14 京都大 68 3.59% 12 6 3 3
15 北海道大 62 11.58% 10 1 4 1 3 1
16 東京大 70 2.28% 6 1 5
17 信州大 61 13.57% 5 3 1 1
17 静岡大 58 21.19% 5 2 2 1
17 九州工大 52 42.07% 5 1 1 2 1
20 大分大 53 38.21% 4 1 1 2
21 一橋大 68 3.59% 3 2 1
22 東北大 63 9.68% 1 1
大学 正規分布 鳥取県 倉吉東 鳥取西 鳥取 米子東 その他
早稲田大 22 5 13 0 3 0
慶応大 7 1 5 1 0 0

 優先大学の定義とは、該当地区で合格数順に並べた場合の偏差値の最も高い大学です。言葉だと説明が難しいので実例を出します。
 鳥取県の最優先大学とは、県下において205名の合格者を輩出する鳥取大学であることは疑いがありません。次は92名の合格者を出す島根大学ですが、こちらは偏差値が鳥取大よりも下位であり、どちらかというと、米子市など島根県境に近い地区の合格者が多く、偏差値よりも別の要因で選ばれるので、優先大学とは言えません。その次の岡山大学広島大学鳥取大学より偏差値が高くなり、鳥取県で上位層の目標となります。そして、偏差値66の大阪大学で、初めて旧帝大が登場してきます。鳥取県の最優先旧帝大大阪大学になります。九州大学は合格数では大阪大学と同数ですが、偏差値が低いため、優先旧帝大になりません。更に表を順番で見ていくと、京都大と、東京大が優先旧帝大になります。

  • 鳥取大→岡山大→広島大→大阪大→京都大→東京大