東大早慶合格率ランキング2014 - 不振校 - 中高一貫共学校

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  • [種]の欄は、国:国立、公:高校募集のみの公立、中:公立中高一貫校、高:高校募集のみの私立をそれぞれ意味します。空欄は私立中高一貫校です。○印は男子校、●印は女子校、◎印は共学校、[昨東] は昨年度の東大率
校名 卒数 東大 早大 慶大 早慶 昨東 増減
2 1xx 2.8 15.3 11.3 9.13% 2.3 -50.9%
3 1xx 2.0 17.1 4.6 6.36% 3.9 -48.5%
8 千◎ 3xx 1.1 19.7 9.3 7.51% 2.3 -36.4%
14 茨◎ 3xx 2.7 14.8 8.5 8.06% 3.8 -32.2%
21 1xx 3.8 28.2 12.2 12.61% 3.2 -21.4%
22 千◎ 3xx 6.4 47.2 22.4 21.78% 7.7 -20.6%
23 1xx 1.6 22.9 5.2 7.12% 2.6 -20.3%
25 2xx 12.1 40.4 24.2 26.88% 15.9 -20.0%

 公立中高一貫校と郊外新興私立は成長セクションであるからこそ、年度の浮沈も激しくなります。まず、前年度から半減のEですが、多摩地区にも本格的に公立中高一貫校の波が来たのか今年はブレーキです。次に、都立一貫校のO,K,Rが、一貫生3期目になって、調整が入りました。
 郊外新興私立では、T,Eが不振でした。Eは東大合格数は維持しているので、優秀層は集めています。ただ、平均レベルが落ちました。これは中受ピークを過ぎることで、郊外は受験者数が減り、上位層は維持するが、下位層のレベルが落ちることがあります。地方私立では、東大に多数合格するにもかかわらず、下位層は公立2番手3番手の滑り止めに甘んじるところは普通にあります。もともと私立はこういう形態のほうが普通です。だから、郊外私立は平均レベルよりも、東大合格者数のほうが重要です。少数精鋭で優秀な生徒だけで経営が成り立つ私立は都心の一部だけです。
 あとは、今年、中高一貫生一期生のCが不振でした。首都圏のほかの公立トップ校と比べると、公立トップ校は中学入試で青田買いするよりも、高校入試の難易度を適切に保ち、内申書の透明性を高めるほうが優秀な生徒を集められるということでしょう。