調整といっても0.29%〜0.88%まで幅があります。
都県・区分 | 2013 | 割合 | 2014 | 割合 | 増減 |
---|---|---|---|---|---|
茨城・私立 | 25 | 1.49% | 20 | 1.19% | ▼0.29% |
千葉・公立 | 43 | 2.56% | 39 | 2.33% | ▼0.23% |
千葉・私立 | 89 | 5.30% | 74 | 4.42% | ▼0.88% |
埼玉・公立 | 76 | 4.52% | 68 | 4.06% | ▼0.46% |
首都圏北部で都県も区分もまちまちですがこれらの地域にはそろそろ調整が入る時期です。千葉県では、地元に優秀層を受け入れる私立一貫校の育成は終わり、そろそろ都内私立のブランド競争の時代にはいりました。ブランド競争の段階では実績も一進一退となるでしょう。また、都立の教育改革も方向性が明確になったことで、各県の公立高校にもそれに応じた体制が必要になってくるでしょう。今までのように漁夫の利だけではすまなくなります。
区分 | 増減 | 茨公 | 茨私 | 千公 | 千私 | 埼公 | 埼私 | 東公 | 東私 | 神公 | 神私 |
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茨私 | ▼0.29 | -0.29 | \ | ||||||||
千公 | ▼0.23 | \ | -0.23 | ||||||||
千私 | ▼0.88 | -0.43 | \ | -0.45 | |||||||
埼公 | ▼0.47 | \ | -0.47 |
次に、これらの地区も地元公立一貫校による微妙な力関係の変化があります。千葉県は公立トップ校がそのまま一貫校に参入しましたが、茨城県と埼玉県はそれぞれ並木中教と、市立浦和とそれほど東大に縁のある学校ではありませんでした。しかし、一貫化後は、着々と実績を上げつつあります。二番手以下の公立高校に微妙な調整が求められます。