首都圏で微減だったのが、都内公立と、埼玉県私立です。
都県・区分 | 2013 | 割合 | 2014 | 割合 | 増減 |
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埼玉・私立 | 39 | 2.32% | 36 | 2.15% | ▼0.17% |
東京・公立 | 140 | 8.33% | 138 | 8.23% | ▼0.10% |
この二つは、最低限の教育インフラを提供するという意味で似ています。都立には、東京都民から公立格差をなくし、経済事情に影響されず、誰にでも難関大学への道を提供するために求められているものだし、埼玉県私立は、優秀な中学生から朝の通勤ラッシュの負担を除き、地元に有力な私立を育成するという意味で、教育インフラの整備ともいえるでしょう。
区分 | 増減 | 茨公 | 茨私 | 千公 | 千私 | 埼公 | 埼私 | 東公 | 東私 | 神公 | 神私 |
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埼私 | ▼0.17 | \ | -0.17 | ||||||||
東公 | ▼0.10 | \ | -0.10 |
この二つの区分は、現在の水準があまりにも低すぎるので、多少の休みがあっても今後も伸び続ける区分といえます。また都立は総合格数こそ昨年並みでしたが、次の予兆となる面白い動きもあります。これについては専用の連載を用意したいと思います。