今回は、早大の合格数増加数を紹介します。早稲田大学の合格数は、残念ながら大学が発表をしませんので、高校側の集計になります。正直なところ、高校側が全てを把握するのは困難です。早大の場合、併願受験も多く、確実に進学するのでなければ、合否を学校側に報告する必要性がありません。したがって、集計が確定するのも遅く、その確定値も目安にすぎません。週刊誌のフォーマットを見ると、どうやら早大も今年から高校別合格者数の発表を行っているようです。
位 | 増加数 | 2013 | 2014 | 校名 |
---|---|---|---|---|
1 | 51 | 89 | 140 | ○本郷 |
2 | 34 | 21 | 55 | ◎本庄東 |
3 | 28 | 25 | 53 | 薬園台 |
4 | 27 | 195 | 222 | ○開成 |
4 | 27 | 67 | 40 | ○東京都市大附属 |
6 | 22 | 44 | 66 | ●湘南白百合 |
7 | 21 | 32 | 53 | ◎神奈川大付 |
8 | 20 | 53 | 73 | ●横浜雙葉 |
9 | 19 | 73 | 92 | ●吉祥女子 |
9 | 19 | 16 | 35 | 武蔵野北 |
慶大増加数に続いて、早大増加数でも本郷がトップになりました。本郷は東大前期合格8を確定してすでに創立以来最多記録です。入試偏差値が高い割りには実績が伴わないといわれていますが、少なくとも徐々に伸びを見せており、来年以降はある程度の実績を残すのでしょう。
同様に開成も増加数が多いのですが、これが実力の増加なのか、それとも、東大合格への不安による併願数の増加なのか議論の余地があります。
慶大でも神奈川県の女子校が2校ランクインしましたが、早大でも2校ランクインしています。