東大早慶進学率ランキング - 1992年 - 中高一貫共学校

 1992年当時、中高一貫共学校の選択肢は非常に限られていました。公立中が共学なので、わざわざ、私立の共学校を選ぶ必要性もなかったのです。ランクインしている学校も8校しかありません。それらには、男女を別クラス編成にする別学校も含まれています。

 現浪込みで有効性の目安である3%以上の該当校を紹介します。[種]の欄は、国:国立、公:高校募集のみの公立、中:公立中高一貫校、高:高校募集のみの私立をそれぞれ意味します。空欄は私立中高一貫校です。○印は男子校、●印は女子校、◎印は共学校

校名 卒数 東大 早大 慶大 早慶進率
11 東京学芸大附 372 95 103 106 26.52%
17 筑波大附 249 38 0 41 15.66%
23 桐蔭学園 1642 114 353 353 11.79%
45 清真学園 茨◎ 158 8 18 9 5.91%
55 成蹊 339 4 33 40 4.72%
60 東邦大付東邦 千◎ 371 11 42 20 4.43%
70 茗渓学園 茨◎ 222 3 15 17 3.45%
72 渋谷教育幕張 千◎ 402 6 47 19 3.34%
  • 早大合格数が未判明の場合も、ゼロとして記載

 まず、学芸大附属と、筑波大附属の国立勢の中高一貫共学校のツートップです。次に桐蔭学園が3位に食い込んでいます。桐蔭学園は男女別学校ですが、ここでは共学校として扱います。当時は、まだ東大三桁合格校でした。早慶にそれぞれ延べ300人以上の合格者を出していました。まさにモンスター*1です。進学校とは言えませんが、成蹊もランクインしています。
 それ以外の中高一貫共学校は千葉県と茨城県にあります。なぜ、千葉県と茨城県にこんなに古くから私立進学校があったのか、それは、東京教育大学の筑波移転に関連しています。東京教育大学閉鎖は受験界でも非常に大きな出来事でした。東京教育大学研究員の多くが中学受験経験者だったので、筑波周辺に中学受験文化が伝播しました。また、桐蔭学園も教育大学附属中高の理念を元に設立された一貫校です。そして、1992年は72位の渋谷幕張中高一貫一期生を出した年でもあります。