どのような紹介をするか悩んだのですが、各都道府県の上位から5校ずつ紹介するのがいいでしょう。
- [位] は全国順位、[卒数](下二桁をマスク)は実数、それ以外は百分率、[TH]は東北率、早慶は参考情報、
位 | 校名 | 卒 | 東 | 京 | 阪 | 名 | TH | 九 | 北 | 早 | 慶 | 七帝大 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
40 | 札幌南 | 北 | 3xx | 4.1 | 2.8 | 0.9 | 0.3 | 5.3 | 0.6 | 34.1 | 7.2 | 3.8 | 11.89% | ||
78 | ○北嶺 | 北 | 1xx | 5.1 | 0.9 | 0.9 | 20.5 | 16.2 | 3.4 | 8.51% | |||||
88 | 札幌西 | 北 | 3xx | 0.3 | 2.1 | 2.1 | 0.3 | 3.1 | 34.9 | 4.9 | 2.1 | 7.76% | |||
92 | 札幌北 | 北 | 3xx | 1.4 | 0.8 | 1.1 | 0.3 | 2.5 | 34.1 | 2.7 | 1.6 | 7.58% | |||
132 | 札幌東 | 北 | 3xx | 0.3 | 0.6 | 0.6 | 2.1 | 0.3 | 28.8 | 3.6 | 0.9 | 5.39% |
まず、北海道のトップ5は、札幌市の東西南北の公立高校と、私立の北嶺高校です。何といっても、南高、西高、北高が北大三桁合格校ですし、東高も、たまたま今年が96名だっただけで、北大に三桁合格する年もあるでしょう。
その意味では、札幌市民にとって、自分の子供を東西南北のいずれかに入れておけば、3割の生徒が3年後から4年後には地元の北大に行ってくれるので、これほど恵まれた環境はありません。大学卒業後、北海道庁や札幌市役所に就職してくれれば、このご時勢では「勝ち組」と言えるでしょう。
その中でも、明らかに上位層は、札幌南に集中しています。東大の合格数も多いですが、北大医学部の数も圧倒的に他を引き離しています。札幌北も学区制があるときは拮抗していたのですが、学区撤廃により、少し差が開いたようです。
その札幌南のカウンターパートとして成長したのが北嶺高校です。高校入試までエリート教育を待てない家庭、成長過程の同じ同性だけで効率の良い教育を期待する家庭、家業を継がせるために必ず医者にさせたい家庭、そういう層に支持されて成長してきました。