東大生の親の平均年収2013

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 最近は情報公開も進んでウェブで簡単に資料が見れるようになったようです。2013年の最新資料として、2011年のアンケート結果が出ていました。前回紹介したものも東大提供の資料ですが、アンケートの基準や対象が異なっているのか、数値がかなり異なっているようです。
 ただ、両者とも共通して言えるのは、1990年代が年収のピークで、それ以後はどんどん減っていき、2011年時点では、中央値が800万円を割りました。ただ、晩婚化により親子の年も離れてきたので大学生の親でも引退している人は多いでしょう。従って、年収450万円以下には、年金受給世代も含まれていると思いますので、彼らも現役時代には高所得だったかもしれません。

〜450 〜750 〜950 〜1050 〜1250 〜1550 1550〜 中央値
1984 14.9% 34.9% 20.0% 12.6% 8.6% 5.0% 4.0% 752万
1990年 9.8% 22.6% 17.8% 18.9% 13.2% 9.0% 8.7% 947万
1995年 5.7% 14.2% 15.5% 22.2% 17.4% 13.5% 11.5% 1015万
2000年 10.9% 17.6% 16.2% 22.5% 12.1% 10.5% 10.4% 973万
2001年 10.6% 19.2% 15.9% 23.1% 11.6% 9.6% 9.9% 968万
2002年 10.1% 18.2% 15.2% 22.6% 12.8% 10.6% 10.6% 970万
2003年 13.9% 20.4% 16.5% 21.9% 8.5% 9.2% 9.6% 940万
〜450 〜750 〜950 〜1050 〜1250 〜1550 1550〜 中央値
1985年 35.9% 28.7% 13.9% 7.6% 6.3% 4.3% 3.3% 597万
1992年 36.1% 15.9% 13.8% 11.3% 8.7% 9.1% 4.9% 712万
1999年 16.1% 21.1% 14.9% 21.5% 10.4% 8.2% 7.7% 922万
2004年 19.8% 19.9% 15.0% 23.0% 7.8% 5.9% 8.4% 887万
2009年 20.1% 21.1% 16.6% 14.8% 8.8% 9.1% 9.6% 856万
2011年 27.1% 19.5% 14.3% 14.7% 6.9% 8.3% 9.3% 798万

 最も1250万円以上の高所得者が逆に増えているのも事実です。他には、医学部志向の要因もあるでしょう。950万円から1250万円の層は東大よりも医学部を目指しているのかもしれません。