教育機会のノーサイド2 - 子供が飛翔しない場合

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※この記事は2月23日に書いています。

 「百歩譲って、『飛翔する=自主的に勉強を始める』という主張はわかる、それなら公立中でも成功するだろう。しかし、子供が飛翔しない場合はどうするんだ。飛翔する前に悪い方向に影響を受けたらどうなる」、まさにこれが首都圏における公立中への最大の不信感であり、中学受験最大の動機でもあります。そしてこの不信感はグループ合同選抜以後、長年に渡って熟成されたものであり、そう簡単に公立中への信頼が戻るわけではありません。
 実は、もう答えは出ています。そして地方出身者なら誰でもわかります。公立中から公立トップ高校、そして難関大学への道筋を示すだけで、この問題は解決するのです。子供の飛翔のきっかけは『夢』と『ライバル存在』です。優れた教育なんて必要ありません。しいて言えば、夢を持つことと、ライバルと競うことの素晴らしさを教えることこそ優れた教育といえます。既にその道は整備されていますが、都民の意識が追いつかないだけです。
 いずれ理解されるときがくると思いますが、私は屁理屈で納得させる気はありません。現時点ではフィクションだと思ってかまいません。
 淡々と数字を整理して、このブログを続けて、それが実現するのを待つだけです。