東大二桁合格校列伝 - 1958年東京都(◎芝)

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※この記事は9月15日に書いています。

校名 初二桁 人数 最高 人数 最終 登場
71 ◎芝 1958年 11名 2012年 14名 2012年 9回

 1958年の初登場校は、芝高校1校のみです。東京都の私立高校では、麻布、武蔵、成蹊、開成、学習院、成城につぐ7校目です。このうち、成蹊と学習院は系列大学と進学面で密接な関係にあり、麻布と武蔵は進学面で関係は薄いが系列大学と法人関係にあり、成城は、現在では系列関係にないが、戦前には成城学園成城大学と関係がありました。その意味では、純高校までの進学校として、早い段階から東大合格実績を上げていたのは、開成と、この芝高校だけです。その意味で、芝が名門だったというネットの風説はあながち間違いではありません。
 その後の実績面では、数年に一度思い出したように二桁合格をするような状態です。そして、意外にも2012年の実績が、芝高校にとって過去最高記録なのです。今後、中学受験の偏差値が上昇した世代が受験を迎えますから、芝の黄金時代は今から始まるのかもしれません。