東大合格者数の首位一覧 - 公立高校

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 東大合格者数で首位の高校は1982年以来、開成が31回連続獲得しています。学区を各校が任意に決められる国立大附属校や私立高校と違い、公立高校は学区制限があります。今回は、公立高校だけに絞った首位校の一覧を紹介します。括弧内の数字は東大合格者数です。

年度 +0 +1 +2 +3 +4
1950 日比谷(84) 日比谷(86) 日比谷(82) 日比谷(98) 日比谷(105)
1955 日比谷(108) 日比谷(99) 日比谷(107) 日比谷(126) 日比谷(169)
1960 日比谷(141) 日比谷(171) 日比谷(186) 日比谷(168) 日比谷(193)
1965 日比谷(181) 日比谷(128) 日比谷(134) 日比谷(132) -
1970 西(100) 西(81) 戸山(81) 西(81) 湘南(66)
1975 湘南(60) 浦和(59) 湘南(67) 湘南(77) 湘南(60)
1980 湘南(80) 浦和(51) 浦和(54) 湘南(58) 浦和(54)
1985 浦和(61) 浦和(56) 千葉(51) 千葉(62) 浦和(54)
1990 千葉(62) 千葉(61) 千葉(61) 千葉(56) 千葉(57)
1995 千葉(55) 千葉(43) 土浦第一(43) 岡崎(30) 岡崎(35)
2000 浦和(32) 土浦第一(32) 岡崎(36) 岡崎(38) 岡崎(31)
2005 岡崎(28) 岡崎(36) 浦和(33) 岡崎(40) 岡崎(42)
2010 岡崎(41) 岡崎(38) 浦和(40)

 1950年から学校群一期生直前の1968年までは日比谷高校が19年連続首位でした。その後、1970年代の学区群初期は都立勢の西高校と戸山高校が首位でしたが、1974年以来、湘南高校が公立校首位の座に就きました。1976年に浦和高校が首位に就くこともありましたが、1983年までは、湘南高校の7勝3敗です。学校群終了前後の1984年から1986年の3年間は浦和高校が首位に就きました。
 団塊ジュニア世代による東大募集人員増時代は、1987年から1996年の10年間で千葉高校が9勝1敗の時代になります。そして1997年に筑波研究学園都市二世が多く通う土浦第一高校が首位をとりました。土浦第一高校は2001年にも首位を獲得しています。1998年以後は、首都圏公立高校不毛の時代が始まり、2011年までの14年間で愛知県の岡崎高校が11勝3敗です。
 その中で浦和高校は常に2番手校の地位にいて、いつの時代でも首位を獲得しています。最後に通算獲得数を紹介します。

  • 日比谷(19)、岡崎(11)、浦和(10)、千葉(9)、湘南(7)、西(3)、土浦第一(2)、戸山(1)
[参考記録]

 学校群15年史で紹介したように学区群単位では都立高校は1984年まで首位を続けていました。この期間の影の公立首位校も紹介します。

年度 +0 +1 +2 +3 +4
1970 日比谷群(116) 西群(117) 戸山群(119) 西群(115) 西群(90)
1975 戸山群(79) 戸山群(102) 西群(92) 西群(93) 西群(86)
1980 西群(64) 西群(68) 戸山群(75) 立川群(62) 立川群(61)
  • 日比谷群(20)、岡崎(11)、千葉(9)、西群(8)、戸山群(4)、浦和(6)、立川群(2)、土浦第一(2)