現浪込みで東大早慶率5%以上の高校を対象。
- [種]の欄は、国:国立、公:高校募集のみの公立、中:公立中高一貫校、高:高校募集のみの私立をそれぞれ意味します。空欄は私立中高一貫校です。○印は男子校、●印は女子校、◎印は共学校
- 卒数(下二桁は[x]でマスク)から右は、東大率、早大率、慶大率、東大早慶合格率、昨年東大率、増減
- △は上昇、▼は下降です。「−」は昨年5%以下なので、順位はありません。また、昨年の表掲載時以降に判明した資料で順位を付けていますので、昨年資料と同じ順位であるとは限りません。
位 | 校名 | 種 | 東 | 神 | 他 | 卒数 | 東率 | 早率 | 慶率 | 東早慶率 | 昨東 | 増減 |
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8 | G | ○ | 1xx | 5.2 | 23.8 | 23.3 | 16.96% | 8.4 | -31.3% | |||
10 | M | ○ | 1xx | 12.2 | 13.4 | 26.2 | 23.17% | 16.8 | -28.3% | |||
11 | K | ○ | 2xx | 0.4 | 22.4 | 10.3 | 7.53% | 1.1 | -27.8% | |||
19 | T | 国 | ○ | 1xx | 48.8 | 37.8 | 31.1 | 65.45% | 61.2 | -20.3% |
昨年と同様、不振校についても触れます。不振校の場合、特定の学校を糾弾する気はないのでイニシャルで触れます。全体的な傾向をつかむことを目的とします。東大早慶合格率が前年度より20%減少した高校は19校で、それに対して男子校は4校です。全体の4分の1を若干下回る程度で数としては少ないほうです。今年は男子校に有利な年でした。しかし、その中で、都内の伝統校であるGとMは不振でした。Kは神奈川の中堅男子校です。ここの東大合格者数が少なかったのが響いたようです。
そして、最大の話題は国立附属校のTの不振です。都立一貫校が躍進してくると最初に競合するのが国立附属校と言われています。たまたま今年が不振だったのが、構造的に国立附属校の衰退の予兆なのか来年以降を見守ることにします。