※この記事は3月26日発売の週刊朝日の情報に基づいて書いています。
今回は3位の兵庫県です。
年度 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 在籍者 | 2008比 |
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順位 | 4位 | 4位 | 3位 | 3位 | 3位 | ±0位 |
人数 | 180 | 191 | 187 | 181 | 739 | △5 |
兵庫県の数字は兵庫県単独の力でなく、関西圏の総合力が出した数値だと見なしてよいでしょう。兵庫県と愛知県が3位と4位で熾烈な3位争いを始めたのは1993年からです。また正確な記録はありませんが1975年頃までは2位でした。その後は2009年まで3位を続けたあと、2009年に愛知県に3位を譲りましたが、ここ2年間は3位に復帰しました。ただ、2008年度比では5名しか伸びておらず、85名増やした愛知県に猛追されています。
年度 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | |
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1 | ◎灘 | 102 | 103 | 99 | 98 |
2 | ◎甲陽 | 20 | 24 | 25 | 25 |
3 | ◎白陵 | 19 | 21 | 24 | 25 |
兵庫県3位の原動力はもちろん灘高校です。ここ4年かでも100名前後と安定しています。そのほか、甲陽と白陵も、関西という東大合格数へのプレッシャーが少ない地域で安定した合格数を記録しています。関西の公立高校は京大・阪大指向が強いので、東大合格者輩出校はどうしても私立が主流になります。