バトルフィールド埼玉2012 - 準備編

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※この記事は2月29日に書いています。

 いよいよ大学合格実績発表の時期になってきました。3月10日の国立大学合格発表に向けてこのブログも盛り上がりたいと思います。といっても未踏の地区を分析する余力はないので、前年度を同じ切り口で『バトルフィールド埼玉2012』で行きます。簡潔に説明すると、

  • 東京都と埼玉県では1980年代から公立高校の影響力が弱まり、1990年代後半にトップ校が私立高校に占められるという状況が完成した。
  • 私立高校は基本的に通学区がないので、都心に近い上位校が優秀層を集めやすく、中央集権型の偏差値輪切り体制が完成した。
  • ところが、2000年代初頭に東京都が教育改革を始めて、都立上位校が進学重視体制に舵を切った。
  • 高校受験を主体に、都立上位校が、私立から優秀層を集めはじめて、都内私立の影響力が弱まる。
  • 中央の影響力が弱まると、埼玉の周辺部から独自に進学校が成長しはじめる。
  • 結果として、閉鎖通学圏分析*1で、埼玉公立校、埼玉私立校、東京公立校が首都圏の成長センターに変わった。
  • 過去の詳細記事『バトルフィールド埼玉2011 - 目次

と上記のような状況です。今年も熱い戦いが始まるでしょう。