北辰偏差値と東大早慶合格率2011 - 1位〜10位

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 今回は1位から10位を見てみます。東大早慶合格率の本領発揮で、1位から8位では偏差値の順位と2差以上の違いはありませんでした。差がある場合も、東大早慶合格率の指標がおかしいのではなく、各学校の内部要因(指導方法)で順位が前後したと思われます。
 話は前後しますが、県立高校を選んだ理由は、埼玉県では、伊奈学園を除けば中学募集を行っていないからです。全て、高校募集なので、中入生の影響を排除できます。また、似たような偏差値の県立高校間で大きくカリキュラムが異なることはなく、入学時の偏差値がそのまま大学合格実績に反映されるからです。これが、私立ともなると、学校間でカリキュラムが大きく差別化されていて、入口出口の差が大きく違ってきます。

早慶 校名 男子 女子 卒数
1 23.80% 県立浦和 1 70.1 362 30 153 92
2 16.30% 大宮 2 69.5 69.1 368 16 148 58
3 13.95% 川越 4 67.6 362 6 143 62
4 8.70% 浦和一女 3 68.7 368 3 130 22
5 7.67% 春日部 5 66.9 365 1 104 29
6 4.38% 川越女子 6 66.5 365 0 72 12
7 4.32% 熊谷 7 64.7 359 1 59 14
8 2.79% 不動岡 8 64.4 64.7 358 1 34 10
9 1.87% 所沢北 11 63.3 63.3 365 0 33 4
10 1.65% 越谷北 10 63.8 64.0 363 0 24 6

 東大早慶合格率2.0%という数値は、学校の実力を反映する一つの閾値として使えます。私が、このブログ内で2.0%以上の学校を対象にしているのもこれが大きな理由です。ここで、東大早慶合格率9位の所沢北は、北辰偏差値11位と2差あります。これは、学校側の内部要因によるのか、東大早慶合格率という指標が実態を反映できなくなったのか判断に悩むことになります。